MEMS センシング&ネットワークシステム展 2023(東京ビッグサイト:2月1日 – 2月3日)に出展いたします！
弊社では、展示ホール内ブースにて、ナノマイクロ技術を支えるCOMSOL Multiphysics®の様々な事例をご紹介するポスター展示を行います。
また、最終日の2月3日 (金)には立命館大学 准教授の山根 大輔 先生をお招きし、
展示ホール内セミナー会場にて次世代IoT小型無線センサ端末の自立電源等に有望なエナジーハーベスタ（環境発電素子）に関するお話をしていただきます。
ぜひご来場ください！

セミナー概要

日時：2023年2月3日(金) 13:30-14:15
会場：シーズ&ニーズセミナーA（東1ホール）
講演：山根 大輔 先生 (立命館大学 准教授)

環境振動MEMSエナジーハーベスタ技術

エナジーハーベスタ（環境発電素子）は、次世代IoT（Internet-of-Things）小型無線センサ端末の自立電源等に有望である。なかでも、環境振動発電素子（Vibrational Energy Harvester、VEH）は、屋内外で昼夜問わず動作できるため、様々な場所・用途へ役立つと考えられる。特に、エレクトレットを利用する静電型VEHは、周波数調整幅が広く、出力電力密度も比較的大きいため注目されている。我々は近年、自己組織化エレクトレット（Self-assembled Electret、SAE）と呼ばれる荷電処理不要のエレクトレットをMEMS素子内に形成する独自技術を開発し、静電型MEMS-VEHの高出力化および回路集積化に向けた研究を進めている。
本セミナーでは、MEMS-VEH概要と技術動向、そして当研究グループの最近の研究成果についてCOMSOL利用例を含めて紹介する。

開催概要

まずはご来場登録をお済ませください！