Program プログラム概要

9:30-10:20
入場・ご案内
10:20-10:30
開会ご挨拶
計測エンジニアリングシステム株式会社
代表取締役 岡田 求

基調講演 Lecture

10:30-11:15

    • S会場
    • N1会場中継
    • 音響

    New Functionality in COMSOL Multiphysics®

    COMSOL社
    Development Manager, Acoustics

    Mads Herring Jensen 氏

  • COMSOL社
    Development Manager, Acoustics

    Mads Herring Jensen 氏

    New Functionality in COMSOL Multiphysics®

    Each update of COMSOL Multiphysics® introduces enhancements for user-friendliness, modeling capabilities, and overall performance. The tradition continues with the latest version of the software. This most recent update comes loaded with innovative features aimed at boosting productivity and providing new, powerful tools for multiphysics modeling and simulation. We invite you to join this session for a comprehensive overview of the key functionality and highlights of the new version.

11:20-12:05

    • S会場
    • N1会場中継
    • 光・フォノン、熱電発電

    シミュレーションと計測の連携が支える半導体デバイスの進化

    東京大学
    生産技術研究所 野村研究室 教授

    野村 政宏 先生

  • 東京大学
    生産技術研究所 野村研究室 教授

    野村 政宏 先生

    シミュレーションと計測の連携が支える半導体デバイスの進化

    日本の半導体産業が再起動し、AIの急速な発展に伴い先端半導体の需要が高まる中、半導体デバイスの高性能化・小型化により熱マネジメントの重要性が増している。本講演では、半導体デバイスの熱解析において理解すべき物理をわかりやすく紹介し、シミュレーションの役割、実測データとの連携による高精度な熱解析法と半導体熱マネジメントについて紹介する。また、遺伝的アルゴリズムと振動解析を連携した量子デバイスの高速自動設計手法や環境熱発電デバイスの開発事例も紹介し、シミュレーションと計測の連携が半導体産業の発展と革新的デバイスの創出に果たす役割と展望を述べる。

ランチョンセミナー

12:15-12:40

  • 未定

    • S会場

    みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
    サイエンスソリューション部

    山出 吉伸 様

  • みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
    サイエンスソリューション部

    山出 吉伸 様

    未定

    近日公開予定

    共同著作者
    賀須井 直規(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サイエンスソリューション部 シニアコンサルタント)
    宮本 裕平(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サイエンスソリューション部)
    眞崎 浩一(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サイエンスソリューション部)

  • Excel連携機能を利用したマイクロ波加熱炉シミュレーションの自動化

    • N1会場

    みなも株式会社
    取締役

    西岡 将輝 様

  • みなも株式会社
    取締役

    西岡 将輝 様

    Excel連携機能を利用したマイクロ波加熱炉シミュレーションの自動化

    マイクロ波加熱シミュレーションにおいて、照射周波数の影響を正確に評価するため、COMSOL LiveLink for Excelを用いた自動化システムを構築した。これにより、最適な照射周波数を迅速に探索し、加熱状態を可視化することで、シミュレーション精度を向上させ、製品設計に貢献する。

    共同著作者
    小倉 賢(東京大学 生産技術研究所 教授)
    髙橋 隼永(みなも株式会社 代表取締役)

  • 未定

    • N2会場

    株式会社先端力学シミュレーション研究所
    営業・事業企画部 担当部長

    近藤 治 様

  • 株式会社先端力学シミュレーション研究所
    営業・事業企画部 担当部長

    近藤 治 様

    未定

    近日公開予定

  • COMSOL®を活用したカーボンニュートラルに関する次世代ソリューションの最前線

    • N3会場

    株式会社コベルコ科研
    計算科学センター 研究員

    野口 曉 様

  • 株式会社コベルコ科研
    計算科学センター 研究員

    野口 曉 様

    COMSOL®を活用したカーボンニュートラルに関する次世代ソリューションの最前線

    世界的な脱炭素の流れを受け、カーボンニュートラルの実現を目指して各分野で様々な取り組みが行われている。目標達成には低コストで効率的なエネルギーの有効利用が欠かせないことから、特に、二次電池やメタネーションなどの分野において技術開発が盛んに行われている。本セミナーでは、二次電池やメタネーションを中心とした弊社におけるCOMSOL®を活用したカーボンニュートラル分野のソリューションにおける最前線の事例を紹介する。

    共同著作者
    高岸 洋一(株式会社コベルコ科研 計算科学センター 室長)
    山上 達也(株式会社コベルコ科研 計算科学センター センター長)

12:45-13:40
ポスターコアタイム
※発表者が自分の研究ポスターの前に立ち、来場者からの質問に答えたり、研究内容について説明したりする時間帯となります。

口述講演

13:40-14:05

  • Acoustics

    • S会場

    COMSOL社
    Development Manager, Acoustics

    Mads Herring Jensen 氏

  • COMSOL社
    Development Manager, Acoustics

    Mads Herring Jensen 氏

    Acoustics

    The COMSOL Multiphysics software, paired with its Acoustics Module add-on product, enables engineers and scientists to model a large variety of acoustic phenomena using specialized acoustic models and solvers. Multiphysics phenomena, such as acoustic–structure interaction, piezoelectricity, or convected acoustics, can easily be included. The software's modeling capabilities cover a broad range, spanning from microacoustics with thermoviscous effects to concert hall simulations using the ray tracing method. The Acoustics Module has functionality that enables users to combine model results across physics and numerical methods for multiscale simulations. The module also comes with an extensive variety of boundary conditions for frequency- as well as time-domain simulations. In this session, we will provide an overview of the capabilities of the Acoustics Module that will also highlight some of the latest features and functionality. We will also go over how to set up and analyze the results from a simple muffler system simulation.

  • 製造性/組立性などの設計要件を考慮したトポロジー最適化法の開発の試み

    • N1会場

    東京大学
    工学系研究科 総合研究機構 戦略研究部門 准教授

    山田 崇恭 先生

  • 東京大学
    工学系研究科 総合研究機構 戦略研究部門 准教授

    山田 崇恭 先生

    製造性/組立性などの設計要件を考慮したトポロジー最適化法の開発の試み

    トポロジー最適化により、物理的観点から最適な形状の自動設計が可能になる。しかしながら、実際の製品の形状設計においては、製造プロセスや組立性などの様々な設計要件を考慮する必要がある。様々な設計要件をトポロジー最適化において考慮する方法論に関する取組について紹介する。

  • COMSOLを用いたミリ波伝送線路の研究

    • N2会場

    宇都宮大学
    工学部 基盤工学科 情報電子オプティクスコース 准教授

    清水 隆志 先生

  • 宇都宮大学
    工学部 基盤工学科 情報電子オプティクスコース 准教授

    清水 隆志 先生

    COMSOLを用いたミリ波伝送線路の研究

    Beyond 5G/6Gでは、30GHz帯以上のミリ波活用が検討されている。我々の研究グループでは、ミリ波デバイスの高性能化に際し、重要なコンポーネントとなる低損失ミリ波送線路/受動回路に関して研究を行っている。本発表では、COMSOL RFモジュールを用いて、2種類のミリ波低損失立体線路に関する設計事例を紹介する。

  • 外気条件の影響を受ける海上コンテナ内の熱環境数値シミュレーション

    • N3会場

    防衛大学校 教授
    システム工学群 機械システム工学科

    川原 秀夫 先生

  • 防衛大学校
    システム工学群 機械システム工学科 教授

    川原 秀夫 先生

    外気条件の影響を受ける海上コンテナ内の熱環境数値シミュレーション

    ドライコンテナのコンテナ壁面における日射照射による温度上昇は、コンテナ内部の熱環境に大きな影響を与える。本研究では、数値流体力学を用いてコンテナ内の熱環境に対する日射の熱影響を調査した。計算は、コンテナ表面間の相互作用を考慮し、物性と環境条件を考慮して行われ、日射の熱伝達プロセスを用いてモデル化した。シミュレーション結果は測定データとよく一致し、また温度変化が著しい時に壁面で発生する表面結露を再現した。

    共同著作者
    Yuen Ping Chi (日本気象株式会社 技術研究センター 研究員)
    笹 健児 (神戸大学大学院 海事科学研究科 教授)

14:10-14:35

  • 3D積層半導体向け接合プロセスにおける接合歪みのシミュレーション

    • S会場

    ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
    第2研究部門 2部 5課 シニアモデリングマネージャ

    平野 嵩明 様

  • ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社
    第2研究部門 2部 5課 シニアモデリングマネージャ

    平野 嵩明 様

    3D積層半導体向け接合プロセスにおける接合歪みのシミュレーション

    半導体の技術向上において特に3D積層IC技術が重要になってきており接合技術がキーである。本講演では、デバイス構造が接合後の歪みに及ぼす影響を調査した。接合後の歪みはCu-Cuパッドの位置ずれを引き起こし導通不良につながる。これを理解するために、COMSOLを使ってウェハのたわみと、ウェハ間の空気の流動によって生じる空気抵抗を組み込んだシミュレーションモデルを構築した。Cu-Cuパッドの密度分布が接合進展の振る舞いに影響し、接合後の歪みに影響を与えることが分かった。

    共同著作者
    山田 太一(ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 第2研究部門2部5課)
    小林 正治(ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 第2研究部門2部5課 統括課長)
    萩本 賢哉(ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 第2研究部門2部 統括部長)
    岩元 勇人(ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 第2研究部門 部門長)

  • COMSOLの最適化モジュールあるいはPDEインターフェースを利用したトポロジー最適化

    • N2会場

    京都大学
    大学院 工学研究科 機械理工学専攻 研究員

    近藤 継男 先生

  • 京都大学
    大学院 工学研究科 機械理工学専攻 研究員

    近藤 継男 先生

    COMSOLの最適化モジュールあるいはPDEインターフェースを利用したトポロジー最適化

    トポロジー最適化問題の解を、COMSOLの最適化モジュールあるいはPDEインターフェースを利用して求める方法を概説するとともに、一次元 (曲線形状最適化) と二次元 (熱抵抗最小化、剛性最大化、流動エネルギ損失最小化) の簡単な最適化問題を解く事例を紹介する。

  • イオナイザを用いた除電における高効率イオン輸送条件

    • N2会場

    東京科学大学
    工学院電気電子系 准教授

    竹内 希 先生

  • 東京科学大学
    工学院電気電子系 准教授

    竹内 希 先生

    イオナイザを用いた除電における高効率イオン輸送条件

    交流コロナ放電駆動のイオナイザを用いた除電では,除電速度や効率は,電圧休止期間,印加電圧の周波数,イオン輸送のガス流速など多くの条件に強く影響される。本研究では,電圧休止期間がイオン再結合過程に及ぼす影響を数値シミュレーションにより調査した。電圧休止期間なしで電圧極性が反転した場合,針電極近傍でイオン再結合によるイオンの著しい損失が起こり,また,イオン密度は輸送中に再結合により徐々に減少する。これらのイオン損失は,電圧休止期間を設けることによって低減できることが明らかになった。

    共同著作者
    高橋 克幸(岩手大学)
    高木 浩一(岩手大学)
    山口 晋一(シシド静電気)
    永田 秀海(シシド静電気)

  • エレクトロアクティブマイクロウェルアレイを用いた1細胞の精密制御

    • N3会場

    東京大学
    生産技術研究所 講師

    金 秀炫 先生

  • 東京大学
    生産技術研究所 講師

    金 秀炫 先生

    エレクトロアクティブマイクロウェルアレイを用いた1細胞の精密制御

    本発表では、マイクロウェルの底面に電極を配置することで、1細胞を誘電泳動によってトラップし、解析することが可能なElectroactive Microwell Array (EMA)を紹介します。COMSOLシミュレーション結果に基づいてEMAの構造を改良することで、95%の高効率で細胞捕捉した後、細胞内物質を1細胞レベルで解析することが可能なマイクロ流体デバイスを開発しました。これにより、従来方式では困難であった高効率1細胞捕捉と1細胞内物質解析が可能となり、臨床検体の1細胞解析への応用が期待できる。

14:40-15:30
ポスターコアタイム
※発表者が自分の研究ポスターの前に立ち、来場者からの質問に答えたり、研究内容について説明したりする時間帯となります。

15:30-15:55

  • COMSOLと回路シミュレーションを利用した超伝導量子回路の設計

    • S会場

    富士通株式会社
    量子研究所

    才田 大輔 様

  • 富士通株式会社
    量子研究所

    才田 大輔 様

    COMSOLと回路シミュレーションを利用した超伝導量子回路の設計

    近年注目されている量子コンピューターは、量子ビットの実装数によって計算能力が拡張される。我々は、量子ビットとして、GHz帯域の電磁界で動作する超伝導回路を用いている。この回路は、COMSOL Multiphysicsを利用して設計する。本発表では、COMSOL社が提供するサンプルプログラムを元に、量子ビットと状態を観測するための共振器を設計する方法について簡便に説明する。それに加えて、回路シミュレーションを用いて全体との整合を調整していく流れについて紹介する。

  • 均質化法を用いた全固体電池のミクロ構造のトポロジー最適化

    • N3会場

    京都大学
    機械理工学専攻 博士課程学生

    石田 尚之 様

  • 京都大学
    機械理工学専攻 博士課程学生

    石田 尚之 様

    均質化法を用いた全固体電池のミクロ構造のトポロジー最適化

    本講演は、全固体電池の最適な微細構造を導出可能なトポロジー最適化法を提案する。全固体電池は電極内の活物質と固体電解質との表面接触が不十分なため、イオン伝導性と電子伝導度が低いことが問題であり、電極内での材料の混合の仕方が電池の性能を決める大きな要因の一つである。そこで、数学的物理根拠に基づき最適な構造を導出可能なトポロジー最適化と、ミクロ構造とマクロスケールの材料特性を関連付けることが可能な均質化法を導入し、最適なミクロ構造を導出する。

    共同著作者
    西脇 眞二(京都大学 機械理工学専攻 教授)
    古田 幸三(京都大学 マイクロエンジニアリング専攻 特定助教)
    岸本 将史(京都大学 機械理工学専攻 准教授)
    岩井 裕(京都大学 機械理工学専攻 教授)
    泉井 一浩(京都大学 マイクロエンジニアリング専攻 教授)

  • COMSOLを用いたストレッチャブルデバイスの物理現象解析

    • N3会場

    横浜国立大学
    工学研究院 システムの創生部門 准教授

    太田 裕貴 先生

  • 横浜国立大学
    工学研究院 システムの創生部門 准教授

    太田 裕貴 先生

    COMSOLを用いたストレッチャブルデバイスの物理現象解析

    本発表では、ストレッチャブル素材を用いたデバイス(アクチュエータ及び伝熱シート)における物理現象を、COMSOLを用いて解析した3例を紹介する。低ヤング率と高い弾性率を有するストレッチャブル素材は大きな変形による複雑な物理機構を有する。そこで、実際のデバイス実験値とCOMSOLによる解析値を比較することでストレッチャブルデバイスの変形と電熱メカニズムを明確化した手法を報告する。

    共同著作者
    松田 涼佑 (横浜国立大学 大学院工学研究院 博士研究員)
    久世 大輔 (横浜国立大学 理工学府 学生)

  • COMSOLのマイクロ波加熱用共振器の最適化への活用

    • N3会場

    国立研究開発法人産業技術総合研究所
    化学プロセス研究部門 主任研究員

    中村 孝志 様

  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所
    化学プロセス研究部門 主任研究員

    中村 孝志 様

    COMSOLのマイクロ波加熱用共振器の最適化への活用

    マイクロ波加熱研究において目的に合った共振器の利用は研究の要である。シミュレーションを用いることなく共振器の構造を最適化するには繰り返し共振器を試作する必要があり、研究費・時間のコストが多大である。COMSOLの利用はこれらコスト削減に大きく寄与する。発表では共振器の最適化の例を示す。

16:00-16:25

  • クローズド方式熱回収量評価へのCOMSOL Multiphysics®の適用

    • S会場

    株式会社ブルーアースセキュリティ
    代表取締役

    森 康二 様

  • 株式会社ブルーアースセキュリティ
    代表取締役

    森 康二 様

    クローズド方式熱回収量評価へのCOMSOL Multiphysics®の適用

    クローズド方式による地熱発電は、地下に存在する高温岩体による熱資源のみを活用するものであり、熱水/蒸気の兆候が認められない地域においても地熱発電が行える可能性がある。そこで、代表的なUループ方式と二重管方式による地熱発電について、熱回収量評価へ適用したCOMSOL Multiphysicsの適用事例について紹介する。

    共同著作者
    塩崎 功(エンジニアリング協会 地下開発利用研究センター 副所長)

  • 高圧水素タンクの疲労破壊を対象としたデジタルツイン点検技術の開発

    • N2会場

    福島県ハイテクプラザ
    材料技術部 金属・物性科 専門研究員

    工藤 弘行 様

  • 福島県ハイテクプラザ
    材料技術部 金属・物性科 専門研究員

    工藤 弘行 様

    高圧水素タンクの疲労破壊を対象としたデジタルツイン点検技術の開発

    水素エネルギー社会の普及には安全性と経済性の両立が重要であるが、高圧水素タンクや配管は、水素脆化の問題のため十分に高い安全率を実現する構造、素材や点検頻度が求められており、経済面の課題となっている。 本講演では、FEMとDIC画像処理の組み合わせによる“デジタルツイン点検技術”により、経済性に優れた迅速なタンク寿命診断技術の研究について報告する。模擬亀裂の検知試験では、疲労寿命の約50%に相当する亀裂の位置の検出に成功した。

  • 指動作支援用ソフトアクチュエータと指複合体のシミュレーション

    • N3会場

    千葉大学
    フロンティア医工学センター 教授

    兪 文偉 先生

  • 千葉大学
    フロンティア医工学センター 教授

    兪 文偉 先生

    指動作支援用ソフトアクチュエータと指複合体のシミュレーション

    ソフトアクチュエータは、性能価格比の高い、安全なウェアラブル手機能支援装置として注目されている。実機のソフトアクチュエータの挙動を理解するためのシミュレーションモデルの研究は多く報告されたが、装着者の指と指支援ソフトアクチュエータ間の相互作用を理解するためのモデル研究はなかった。本研究では、生体の指構造を模倣するダミーフィンガとそれに装着されるソフトアクチュエータの複合体(Dummy Finger-Soft Actuator Complex)の有限要素モデル(Finite Element Model)を構築し、複合体の実機実験結果との照合によってその有効性を検証した。

    共同著作者
    Pablo Enrique Tortos-Vinocour(千葉大学 大学院融合理工学府 学生)

16:30-16:55

  • COMSOL CompilerTMを用いて開発されたミキシングアプリ:ミキシングコンシェルジュ®の機能と計算結果の妥当性

    • S会場

    長瀬産業株式会社
    リスクマネジメント部 グループ製造業経営革新室 課統括

    神谷 哲 様

  • 長瀬産業株式会社
    リスクマネジメント部 グループ製造業経営革新室 課統括

    神谷 哲 様

    COMSOL CompilerTMを用いて開発されたミキシングアプリ:ミキシングコンシェルジュ®の機能と計算結果の妥当性

    ミキシング工程は、多種多様なモノづくりの現場において、ほとんどの製造工程に存在する重要なプロセスである。ミキシングをはじめ、多くの製造工程は「見える化(可視化、数値化、予測)」すれば課題を解決できることが多い。そこで我々はCOMSOL CompilerTMを用いてミキシングに特化したコンピュータシミュレーションアプリ:ミキシングコンシェルジュ®を開発し、ミキシング工程の「見える化」で製造現場の課題解決を支援している。本講演ではアプリの機能ならびCOMSOLの計算結果の妥当性について紹介する。

    共同著作者
    加藤 誠太郎(長瀬産業株式会社 リスクマネジメント部 グループ製造業経営革新室 研究員)

  • 現場から学ぶ、現場のための数値解析:廃棄物処理処分における研究と実務のシナジー

    • N2会場

    国立環境研究所
    資源循環領域 主任研究員

    石森 洋行 様

  • 国立環境研究所
    資源循環領域 主任研究員

    石森 洋行 様

    現場から学ぶ、現場のための数値解析:廃棄物処理処分における研究と実務のシナジー

    廃棄物最終処分場は、私たちの生活や産業に欠かせない基盤である。埋立完了後であっても廃棄物から汚濁物質等の放出は続くので、環境に与える影響が無視できるレベルになるまで維持管理が必要であり、その期間は数十年から半世紀にも及ぶ。この長期にわたる管理コストを効率的に抑えるためには、研究者と実務者が共同開発した数値解析アプリによって実務者自身で管理対象を将来予測することが有効である。本講演では具体的な事例と実務者からの感想を紹介する。

    共同著作者
    磯部 友護 (埼玉県環境科学国際センター)
    石垣 智基 (国立環境研究所)
    山田 正人 (国立環境研究所)

  • レーザー加工穴あき電極を用いたリチウムイオン二次電池の入出力特性とエネルギー密度の向上 -実験とシミュレーションからの考察-

    • N3会場

    神奈川大学
    化学生命学部 応用化学科 教授

    松本 太 先生

  • 神奈川大学
    化学生命学部 応用化学科 教授

    松本 太 先生

    レーザー加工穴あき電極を用いたリチウムイオン二次電池の入出力特性とエネルギー密度の向上 -実験とシミュレーションからの考察-

    電気自動車などの電力源として注目されているリチウムイオン二次電池は、現在、高容量化、高出力化など、今後の益々増える使用要求に対応できる性能の向上が急務である。その中で、様々な材料開発が行われているが、穴あき電極による電池の高入出力化は従来のリチウムイオン電池の電極に穴をあけることで実現可能我々の。我々の研究グループは、レーザー加工による電極への穴あけ加工技術を用いて、リチウムイオン二次電池の高出力化を実現した。この電極特性の改善について実験とシミュレーションによって考察した結果を報告する。

    共同著作者
    福西 美香(神奈川大学 化学生命学部 応用化学科 助教)

※2024年10月10日現在のものとなります。都合により講演順、講演テーマ、講師に変更が発生する場合があります。ご了承ください。

パネルディスカッション Panel discussion

16:00-16:55

    • N1会場

    シミュレーションを実験といかに整合させるか?どう研究開発に役立てるか?

    一般社団法人ZeroC
    代表理事 (兼 東京科学大学 名誉教授)

    和田 雄二 先生

  • 一般社団法人ZeroC
    代表理事 (兼 東京科学大学 名誉教授)

    和田 雄二 先生

    シミュレーションを実験といかに整合させるか?どう研究開発に役立てるか?

    シミュレーションは、実験の補助的な役割に甘んじている。それは、技術者あるいは研究者にとって、まだ信頼性が不十分、すなわち、実験値を真に再現できないという思い込みが支配的だからである。もし、計算科学シミュレーションの信頼が向上すれば、わたしたちはリアル実験を最少化することができ、R & Dに要する時間と費用を大幅に削減できるはずである。本WSでは、COMSOL Multiphysics®によるシミュレーションを例に、実験値に再現性検討とその信頼性をどのように考えればよいか考察し、聴衆の皆さまと意見交換したい。

    共同著作者
    吉岡修哉(立命館大学 教授)
    Zamengo Massimo (東京科学大学 助教)

ポスター発表 Poster/Exhibition

11:00-16:00

  • 有機圧電体を用いた差圧と振動を計測可能なマルチファンクショナルデバイスの開発

    大阪大学
    産業科学研究所 特任助教

    野田 祐樹 先生

  • 大阪大学
    産業科学研究所 特任助教

    野田 祐樹 先生

    有機圧電体を用いた差圧と振動を計測可能なマルチファンクショナルデバイスの開発

    本研究では有機圧電材料であるPVDFを使用した多機能デバイスを開発し、差圧と振動を検出することに成功しました。このデバイスは、最大1.5 kPaの小さな差圧を検出することができます。さらに、このデバイスは10~1010 Hzの周波数範囲および1~10 m/s²の範囲で加速度を測定することができ、線形性および異方性を示しました。

    共同著作者
    松原州宏(株式会社山本電機製作所)
    豊嶋尚美(大阪大学 産業科学研究所 技術補佐員)
    関谷毅(大阪大学 産業科学研究所 教授)

  • 未定

    学習院大学
    理学部物理学科 松本研究室 助教

    不破 麻里亜 先生

  • 学習院大学
    理学部物理学科 松本研究室 助教

    不破 麻里亜 先生

    未定

    近日公開予定

  • 積層型リチウムイオン電池の電極容量のアンバランス度合いと電池性能の関係の解析

    神奈川大学
    化学生命学部応用化学科 教授

    松本 太 先生

  • 神奈川大学
    化学生命学部応用化学科 教授

    松本 太 先生

    積層型リチウムイオン電池の電極容量のアンバランス度合いと電池性能の関係の解析

    リチウムイオン二次電池は集電箔の両面に正極あるいは負極活物質を固定した電極を用いている。セパレータを介してその正極と負極を積層することで電池を作製している。電極両面に固定する活物質の量をアンバランスにすると電極特性が低下しることが分かっている。この現象の考察をCOMSOLバッテリーモジュールを用いて解析を行った結果を報告する。

    共同著作者
    福西 美香(神奈川大学 応用化学科 助教)

  • 電気自動車用ハイブリッド界磁フラックススイッチングモータの小型化

    工学院大学
    工学研究科修士課程 電気・電子工学専攻

    大槻 圭吾 様

  • 工学院大学
    工学研究科修士課程 電気・電子工学専攻

    大槻 圭吾 様

    電気自動車用ハイブリッド界磁フラックススイッチングモータの小型化

    電気自動車用駆動モータはハイブリッド界磁フラックススイッチングモータ(HEFSM)のように低速回転域から高速回転域にわたって磁束を可変させる仕組みが求められている。また、低燃費,室内空間の確保等のため小型・軽量化が求められている。本研究では、HEFSMの小型化を目標に電磁場解析を用いて構造の検討を行った。評価にはArkkioトルク計算によるトルク、磁束密度分布、及びロータに加えられる力密度を用いた。

    共同著作者
    木庭 隆伸(工学院大学 工学研究科修士課程 電気・電子工学専攻 学生)
    赤城 文子(工学院大学 工学研究科修士課程 電気・電子工学専攻 教授)

  • 電気自動車用固定子分割型メモリモータの損失及び効率の評価

    工学院大学
    工学研究科修士課程 電気・電子工学専攻

    木庭 隆伸 様

  • 工学院大学
    工学研究科修士課程 電気・電子工学専攻

    木庭 隆伸 様

    電気自動車用固定子分割型メモリモータの損失及び効率の評価

    現在、電気自動車の駆動系には永久磁石同期モータが使われている。しかし、回転数に比例した誘導電圧を低減するために弱め界磁制御を用いているので、損失(鉄損・銅損)が大きくなり効率が低下する問題が生じる。そこで、永久磁石の磁力を回転数に応じて変化させる固定子分割型メモリモータが提案されている。本研究では、固定子分割型メモリモータの損失と効率の検討をAC/DCモジュールを用いて行った。

    共同著作者
    大槻 圭吾(工学院大学 工学研究科修士課程 電気・電子工学専攻 学生)
    赤城 文子(工学院大学 工学研究科修士課程 電気・電子工学専攻 教授)

  • 固体力学解析による胸郭変位シミュレーション

    埼玉県立大学
    保健医療福祉学研究科 学生

    赤間 美波 様

  • 埼玉県立大学
    保健医療福祉学研究科 学生

    赤間 美波 様

    固体力学解析による胸郭変位シミュレーション

    臨床症状である呼吸困難感に強く関与する胸鎖乳突筋が胸郭運動に及ぼす影響を解析することを目的とし、健常若年男性の最大呼気および最大吸気CT画像から骨構造を抽出し三次元胸郭形状を作成した。胸鎖乳突筋の付着部位を荷重点、筋の走行方向を荷重方向として定め、最大呼気胸郭形状を用いて吸気を模したシミュレーションを行ったところ、荷重によって胸骨が前上方に移動し、運動学的に説明し得る吸気時の胸郭運動が胸鎖乳突筋によって引き起こされた。

    共同著作者
    宮前 菜津子(埼玉県立大学 保健医療福祉研究科 修士研究員)
    善田 督史(埼玉県立大学 保健医療福祉研究科 博士研究員)
    今北 英高(埼玉県立大学 保健医療福祉研究科 教授)
    小栢 進也(埼玉県立大学 保健医療福祉研究科 准教授)
    木戸 聡史(埼玉県立大学 保健医療福祉研究科 准教授)

  • COMSOLを用いた有限サイズ周期構造における電磁場解析手法の検討

    セイコーエプソン株式会社

    北原 大太朗 様

  • セイコーエプソン株式会社

    北原 大太朗 様

    COMSOLを用いた有限サイズ周期構造における電磁場解析手法の検討

    周期構造中の電磁場解析を周波数領域で行う際、周期数が有限の場合はモデル全体にメッシュを作成する必要があり、膨大な計算コストを要する。ここでは、有限周期構造の計算時にいくつかの仮定を設けることで必要なメッシュ数を減らし、計算コストを削減する試みの一部を報告する。

  • 電位を有する段差面上の帯電気流の渦特性シミュレーション

    株式会社SOKEN
    21研究室 研究員

    前田 登 様

  • 株式会社SOKEN
    21研究室 研究員

    前田 登 様

    電位を有する段差面上の帯電気流の渦特性シミュレーション

    段差面に沿った帯電気流が存在し渦が生じている時、段差面を帯電させ電界を発生させた場合、その電気力により渦の特性に影響が生じるかを流体-電界-電荷輸送の3物理連成2次元シミュレーションにより解析した。結果、渦の移動で生じる面上の圧力変動周波数スペクトルの変化を見出した。これは、送風器の翼や飛行機器、陸上輸送機器表面など、さまざまな機器の気流設計に応用可能な原理的知見となる。

    共同著作者
    前田 和宏(トヨタ自動車株式会社)

  • COMSOLを用いた3次元モータモデルのトポロジー最適化

    株式会社デンソー
    基盤技術開発部 CAE技術開発室 先進技術開発課 担当係長

    鄭 淅化 様

  • 株式会社デンソー
    基盤技術開発部 CAE技術開発室 先進技術開発課 担当係長

    鄭 淅化 様

    COMSOLを用いた3次元モータモデルのトポロジー最適化

    電動化の普及、カーボンニュートラルへの関心の高まりからモータの更なる高性能化が求められる中、3次元磁場解析や磁気回路の最適設計などCAEを活用した机上設計の重要度が高まっている。本発表では、COMSOL Multiphysics®を用い、膨大な設計変数の最適化に有効なトポロジー最適化によるモータの3次元モデルの最適化について報告する。

    共同著作者
    土井 智史(株式会社デンソー 材料技術部電動化材料開発室 課長)

  • 伝熱モデルを応用した吸着除菌装置内のフィン形状の好適設計

    東海国立大学機構名古屋大学
    工学研究科 化学システム工学専攻 准教授

    小林 敬幸 先生

  • 東海国立大学機構名古屋大学
    工学研究科 化学システム工学専攻 准教授

    小林 敬幸 先生

    伝熱モデルを応用した吸着除菌装置内のフィン形状の好適設計

    従来よりも大幅に短時間で99%以上のウィルスを吸着除菌可能な空気清浄機の開発において、フィンを有する積層アルミプレート上に吸着除菌材を固着した構造の好適形状を設計するために、フィン付きアルミプレートと流体との体積当たりの伝熱量(比伝熱量)を指標として最適化を試みた事例を紹介する。

    共同著作者
    千原 捺暉(名古屋大学 化学システム工学専攻 博士後期課程)
    大村 奏斗(名古屋大学 化学システム工学専攻 博士前期課程)
    大倉 重信(リフテ株式会社 代表取締役)
    松島 誠一(リフテ株式会社 取締役)

  • COMSOL Multiphysics®上に創成したDSMCを用いた希薄流のマルチフィジックスシミュレーション

    東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ株式会社
    シミュレーション技術開発部 Principal Scientist

    伝宝 一樹 様

  • 東京エレクトロン テクノロジーソリューションズ株式会社
    シミュレーション技術開発部 Principal Scientist

    伝宝 一樹 様

    COMSOL Multiphysics®上に創成したDSMCを用いた希薄流のマルチフィジックスシミュレーション

    2018年のカンファレンスでは、新分子間衝突法である「疑似南部法」を導入し、COMSOL Multiphysics®上に初となるDSMCモデルの構築を報告。その後、疑似南部法を二原子分子や混合ガスに拡張した。本カンファレンスでは、半導体製造装置内の希薄流に対し、そのDSMCモデルを応用したマルチフィジックスシミュレーションの事例をポスターにて紹介する。

  • COMSOL Multiphysics®によるX線CT像を用いた全固体電池三次元シミュレーション

    東京科学大学
    工学院機械系 学生

    Lee Kiyoung 様

  • 東京科学大学
    工学院機械系 学生

    Lee Kiyoung 様

    COMSOL Multiphysics®によるX線CT像を用いた全固体電池三次元シミュレーション

    高性能全固体電池の実現に向け、充放電シミュレーションを通じた電極構造最適化が求められる。しかし、従来用いられてきたP2Dシミュレーションでは、電極構造構造の完全な再現が難しいことで実験結果と乖離があり、性能議論に限界があった。本発表では、X線CTにより得た実構造を用いた3DシミュレーションをCOMSOL Multiphysics®のバッテリーデザインモジュールにより実現したこと、ならびに、それにより活物質内Li拡散が高精度に計算可能となり、実験結果と概ね一致したことを報告する。

    共同著作者
    兒玉 学(東京科学大学 工学院 機械系 准教授)
    柳 和明(出光興産株式会社)
    嵐 俊美(出光興産株式会社)
    平井 秀一郎(東京科学大学 工学院 機械系 教授)

  • 空力音響と超音波を活用した MEMS デバイスのシミュレーションと設計

    東京工芸大学
    工学部 教授

    曽根 順治 先生

  • 東京工芸大学
    工学部 教授

    曽根 順治 先生

    空力音響と超音波を活用した MEMS デバイスのシミュレーションと設計

    触覚 pMuts MEMS デバイスの設計のために Comsol の音圧および空気音響シミュレーションを活用した。開発したデバイスは音圧と空気音響を組み合わせた新しいコンセプトを採用しており、コンパクトなのでウェアラブルシステムに適する特徴を持つ。

  • 小惑星表面を模擬した凹凸地形の熱物理シミュレーション

    東京大学
    理学系研究科・地球惑星科学専攻

    金丸 仁明 様

  • 東京大学
    理学系研究科・地球惑星科学専攻

    金丸 仁明 様

    小惑星表面を模擬した凹凸地形の熱物理シミュレーション

    小惑星探査機「はやぶさ2」をはじめ、最近の宇宙探査では中間赤外カメラを用いた小惑星の熱撮像(サーモグラフィ)が行われている。これによって、小惑星の熱放射特性や表層物質の熱物性の理解が進んでいる。本研究では、小惑星表層を模擬した凹凸地形モデルを用いて、赤外画像と比較するための数値シミュレーションに取り組んでいる。仮定した数値解法や表面凹凸によって生じる違いを比較・検討する。

  • 未定

    東京大学
    工学系研究科 助教

    杉浦 広峻 先生

  • 東京大学
    工学系研究科 助教

    杉浦 広峻 先生

    未定

    近日公開予定

  • 半導体と磁気光学材料のハイブリッド構造に基づくトポロジカルフォトニック結晶の設計に関する研究

    東京大学
    生産技術研究所 学生

    王 欣怡 様

  • 東京大学
    生産技術研究所 学生

    王 欣怡 様

    半導体と磁気光学材料のハイブリッド構造に基づくトポロジカルフォトニック結晶の設計に関する研究

    本報告では、磁気光学材料薄膜上に装荷したシリコンハニカム型フォトニック結晶スラブからなる構造について、COMSOL Multiphysics®を用いたフォトニックバンド構造の解析結果について紹介します。この構造では磁場引加なしではフォトニックバンドギャップを持ちませんが、スラブに垂直に磁場をかけることで、バンドギャップが現れます。また、同構造をSiO2基板上に形成した場合にもライトライン下でフォトニックバンドギャップが得られることがわかりました。

    共同著作者
    江口 月埜(東京都立多摩科学技術高等学校 生徒)

  • 生分解性素材を用いた逆浸透膜の効率化、高耐久化

    東京都立多摩科学技術高等学校
    NT領域 学生

    眞下 空己 様

  • 東京都立多摩科学技術高等学校
    NT領域 学生

    眞下 空己 様

    生分解性素材を用いた逆浸透膜の効率化、高耐久化

    逆浸透膜は浄水や海水淡水化に利用される濾過膜である。しかし膜の形状は限られたものしかなく、主に3種類の形状のみが現在利用されている。また膜の素材は生分解性を持つもの、持たないものを含め数種類が使用されている。本研究は環境負荷の観点から膜の素材を生分解性があるアセチルセルロースとし、それらの形状よりも膜にかかる圧力が少なく、長時間、効率的にろ過を行える膜の形状を模索し、実証することを目的とする。

    共同著作者
    江口 月埜(東京都立多摩科学技術高等学校 生徒)

  • 海中のゴミ回収装置の開発

    東京都立多摩科学技術高等学校
    科学技術科 学生

    河田 晃ノ臣 様

  • 東京都立多摩科学技術高等学校
    科学技術科 学生

    河田 晃ノ臣 様

    海中のゴミ回収装置の開発

    現在、海には多くのゴミが存在しています。それらのゴミのほとんどは、人間が手で回収を行っているとのことです。しかしこのままでは、世界人口が増え続けると共にゴミの量も増え続け、さらにはゴミを回収する人手の不足も大きな海洋汚染問題の1つとなっています。そこで私たちは、電気を使わずに海のゴミを回収する装置の開発を目標に研究を行うこととしました。 水撃ポンプと呼ばれる水を押し出す仕組みを利用します。

    共同著作者
    佐藤 未來(東京都立多摩科学技術高等学校 科学技術科 学生)
    工藤 大輝(東京都立多摩科学技術高等学校 科学技術科 学生)

  • COMSOL Multiphysics®によるメタマテリアル熱電デバイスの発電特性の検証

    東京農工大学
    知能情報システム工学科 学生

    杉山 晴也 様

  • 東京農工大学
    知能情報システム工学科 学生

    杉山 晴也 様

    COMSOL Multiphysics®によるメタマテリアル熱電デバイスの発電特性の検証

    本研室究は、均一な熱輻射環境下で熱電発電するメタマテリアル (MA)変換を提案・実証した。その発電特性がMAの熱輻射吸収特性に基づくものか、計算的に検証することが必要であった。そこでCOMSOL Multiphysics®を用いてメタマテリアルの熱輻射吸収量を求めるとともに、メタマテリアル熱電変換の発電特性を計算した。大面積熱電変換素子の特性を評価することで、メタマテリアル熱電変換がInternet of Things (IoT)機器を駆動できるか、検証した。

    共同著作者
    久保 若奈(東京農工大学 知能情報システム工学科 教授)

  • マルチフィジックスソフトウェアCOMSOLによる放電加工特性に及ぼす加工液供給法の影響の検討

    東京農工大学
    機械システム工学専攻 学生

    陳 燁 様

  • 東京農工大学
    機械システム工学専攻 学生

    陳 燁 様

    マルチフィジックスソフトウェアCOMSOLによる放電加工特性に及ぼす加工液供給法の影響の検討

    放電加工による微細深穴の加工において、加工深さが深くなるにつれて気泡や加工屑の堆積による異常放電の発生頻度が高くなり、送り速度の低下、工具摩耗の増加、加工深さの制限につながる。実験により、加工液の流路を制限して穴あけ加工を行うと、加工深さと穴あけ速度が向上し、電極消耗が減少することを発見した。穴あけ特性の改善理由を明らかにするため、COMSOLを使用してモデルを構築し、さまざまな加工液の供給方法での穴加工をシミュレーションした。その結果、加工液の流れを制限することにより、穴の入口における圧力差が増大し、極間領域における加工液の更新と循環が促進されることが示されている。

    共同著作者
    米 大海(計測エンジニアリングシステム株式会社)
    夏 恒(東京農工大学 機械システム工学専攻 教授)

  • 両極性パルス電解加工の水素気泡の分布特性に及ぼす電解液流れの影響に関するシミュレーション

    東京農工大学
    機械システム工学専攻 学生

    張 清栄 様

  • 東京農工大学
    機械システム工学専攻 学生

    張 清栄 様

    両極性パルス電解加工の水素気泡の分布特性に及ぼす電解液流れの影響に関するシミュレーション

    これまでの研究で、静止電解液中において両極性パルス電源と補助電極を用い、非加工領域に水素気泡を集中的に発生することにより、高精度の加工を実現している。しかし、加工時間が長い加工では、極間から溶出物や熱などの電解生成物を除去するために、電解液を強制的に流す必要がある。そこで本研究では、COMSOL Multiphysics®を用いてマルチフィジックスシミュレーションモデルを構築し、数値解析により強制的な電解液流れが水素気泡の分布に及ぼす影響と、加工電流密度に及ぼす影響を調査している。

    共同著作者
    夏 恒(東京農工大学 機械システム工学専攻 教授)

  • 数値シミュレーションを援用した次世代ヘルスケアデバイスの開発

    東京理科大学
    工学部 機械工学科 教授

    元祐 昌廣 先生

  • 東京理科大学
    工学部 機械工学科 教授

    元祐 昌廣 先生

    数値シミュレーションを援用した次世代ヘルスケアデバイスの開発

    マイクロデバイスの開発を効率よく進めるためには、数値シミュレーションの利用が効果的である。当研究室では、COMSOL Multiphysics®を用いたマルチフィジックスシミュレーションを駆使しながら開発時間やコストを抑えたヘルスケアデバイスやセンサーの開発を行っている。本発表では、当研究室で開発を進めている、ウェアラブル汗センサーとバイオナノ粒子分離デバイスの事例を紹介する。

    共同著作者
    熊倉 恵理子 (東京理科大学  工学部機械工学科 学生)
    安田 萌乃佳 (東京理科大学  工学部機械工学科 学生)
    吉澤 秀郁 (東京理科大学大学院 工学研究科機械工学専攻 学生)
    市川 賀康 (東京理科大学  工学部機械工学科 助教)

  • 表皮角層細胞のフォトポレーションにおける光・熱シミュレーション

    徳島大学
    ポストLEDフォトニクス研究所 准教授

    柳谷 伸一郎 先生

  • 徳島大学
    ポストLEDフォトニクス研究所 准教授

    柳谷 伸一郎 先生

    表皮角層細胞のフォトポレーションにおける光・熱シミュレーション

    皮膚のレーザー治療が近年注目を集めている。我々は、光による表皮角層細胞への細孔形成について実験を行い、連続発振(CW)レーザーにおいて直径1ミクロン以下の細孔を形成し、細孔近傍数百nmの角層細胞の熱変性について実験的に確かめた。これらの現象について、COMSOL Multiphysics®の伝熱モジュール及び光学シミュレーション行った結果について報告する。

  • COMSOL Compiler™を用いて開発されたミキシングアプリ:ミキシングコンシェルジュ®の機能と計算結果の妥当性

    長瀬産業株式会社
    リスクマネジメント部 グループ製造業経営革新室 課統括

    神谷 哲 様

  • 長瀬産業株式会社
    リスクマネジメント部 グループ製造業経営革新室 課統括

    神谷 哲 様

    COMSOL Compiler™を用いて開発されたミキシングアプリ:ミキシングコンシェルジュ®の機能と計算結果の妥当性

    ミキシング工程は、多種多様なモノづくりの現場において、ほとんどの製造工程に存在する重要なプロセスである。ミキシングをはじめ、多くの製造工程は「見える化(可視化、数値化、予測)」すれば課題を解決できることが多い。そこで我々はCOMSOL Compiler™を用いてミキシングに特化したコンピュータシミュレーションアプリ:ミキシングコンシェルジュ®を開発し、ミキシング工程の「見える化」で製造現場の課題解決を支援している。本講演ではアプリの機能ならびCOMSOLの計算結果の妥当性について紹介する。

    共同著作者
    加藤 誠太郎(長瀬産業株式会社 リスクマネジメント部 グループ製造業経営革新室  研究員)

  • COMSOL Multiphysics®を活用した高速原子ビーム源の開発

    名古屋大学
    大学院工学研究科マイクロ・ナノ機械理工学専攻

    加藤 泰成 様

  • 名古屋大学
    大学院工学研究科マイクロ・ナノ機械理工学専攻

    加藤 泰成 様

    COMSOL Multiphysics®を活用した高速原子ビーム源の開発

    表面活性化接合と呼ばれるウエハ接合技術が注目されている。従来手法と比較して、常温かつ直接接合が可能なため、機能性複合ウエハやMEMS封止など、異種材料の接合に適用できる。この接合では、高速原子ビーム源を用いてウエハの表面活性化を行うが、従来は照射性能の不足が課題であった。本研究では、磁場印加によりプラズマを効率よく生成し、ビーム照射性能を向上させた高速原子ビーム源を開発し性能評価を行った。

    共同著作者
    大島 京祐(名古屋大学 工学研究科 学生)
    岡 智絵美(名古屋大学 工学研究科 助教)
    櫻井 淳平 (名古屋大学 工学研究科 准教授)
    秦 誠一 (名古屋大学 工学研究科 教授)

  • 2次電気光学材料を用いた高速空間光変調のための結晶内部波動伝搬シミュレーション

    浜松ホトニクス株式会社
    中央研究所 専任部員

    酒井 寛人 様

  • 浜松ホトニクス株式会社
    中央研究所 専任部員

    酒井 寛人 様

    2次電気光学材料を用いた高速空間光変調のための結晶内部波動伝搬シミュレーション

    空間光変調器は液晶ディスプレイと類似する構成によって、ホログラムに代表される空間的な位相パターンをデジタル的に生成する光変調デバイスであり、光学素子群の幾何学的な誤差がもたらす波長以下の光学収差を補正することができる。最近の高速な時間応答の要求にたいして全固体空間光変調器について検討しており、本報告ではこれまでに作製した基本デバイスの時間応答の実験評価、およびCOMSOLを用いたデバイス内の波動伝搬計算の結果など、高速化への取り組みについて示す。

    共同著作者
    渡邊 翼(浜松ホトニクス株式会社 中央研究所)

  • メタネーションに関する解析モデルの構築と高効率化に向けた検討

    みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
    サイエンスソリューション部 シニアコンサルタント

    賀須井 直規 様

  • みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
    サイエンスソリューション部 シニアコンサルタント

    賀須井 直規 様

    メタネーションに関する解析モデルの構築と高効率化に向けた検討

    工場などで発生するCO2を大気中に排出せずに有効利用する取組として、メタネーションに関する研究開発が盛んである。メタネーション工程の中心をなすサバティエ反応は温度依存性の強い発熱反応であり、その高効率化に向けては、リアクタ内の温度分布の管理が重要であることが知られている。今回、筆者らは、COMSOL Multiphysics®を用いて流体・伝熱・化学反応の連成によるメタネーション工程の解析モデルを構築し、工程の高効率化に向けた検討を実施した。

    共同著作者
    宮本 裕平(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サイエンスソリューション部 シニアコンサルタント)
    山出 吉伸(みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サイエンスソリューション部 次長)

  • 緩衝材ソリューション提供に向けたサロゲートモデル活用

    三菱ケミカル株式会社
    Science & Innovation
    Center Functional Design Laboratory平塚Gr 研究員

    生沼 良樹 様

  • 三菱ケミカル株式会社
    Science & Innovation
    Center Functional Design Laboratory平塚Gr 研究員

    生沼 良樹 様

    緩衝材ソリューション提供に向けたサロゲートモデル活用

    近日公開予定

  • 超電導電力ケーブルにおける超電導部分で発生する交流損失の解析

    都城工業高等専門学校
    電気情報工学科 教授

    野地 英樹 先生

  • 都城工業高等専門学校
    電気情報工学科 教授

    野地 英樹 先生

    超電導電力ケーブルにおける超電導部分で発生する交流損失の解析

    4層導体と2層磁気シールドから構成されたケーブル(フジクラ製)を研究対象として、交流損失解析を行った。以前の研究では損失計算値が測定値より大きかったので、今回は次の3点を修正して再計算した:(1)JC-B特性の考慮、(2)REBCOテープの巻き付けピッチ調整、(3)テープの臨界電流値の修正。交流損失の解析は、電気回路モデルと3次元電磁界解析により行った。その結果、5 kArms通電で計算値が1.5 W/mと、測定値の1.4 W/mとほぼ一致した。

  • 光熱駆動型3Dプリンテッド・マイクログリッパーの開発

    横浜国立大学
    理工学部 機械・材料・海洋系工学専攻 機械工学教育分野 大学院生

    大石 翔心 様

  • 横浜国立大学
    理工学部 機械・材料・海洋系工学専攻 機械工学教育分野 大学院生

    大石 翔心 様

    光熱駆動型3Dプリンテッド・マイクログリッパーの開発

    近年、単一細胞やスフェロイドなど、柔らかく小さな生体試料を操作する需要が高まっており、さまざまなマイクログリッパーが開発されている。しかし、従来のグリッパーは駆動システムが複雑で大型であった。そこで本研究では、レーザー照射のみで駆動可能な光熱駆動型マイクログリッパーを開発した。COMSOLを用いてグリッパー構造を決定し、マイクロ光造形法を用いて作製した。実際に、レーザー光を照射してグリッパーを駆動させ、スフェロイドの把持を実証した。

    共同著作者
    宮島 浩樹(福井大学学術研究院 助教)
    向井 理(横浜国立大学大学院 工学研究院 特任助教)
    飯島 一智(横浜国立大学大学院 工学研究院 准教授)
    丸尾 昭二(横浜国立大学大学院 工学研究院 教授)

  • 電気パルスを用いた高度分離技術の研究開発における電界・電流・伝熱シミュレーション

    早稲田大学
    理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 講師

    小板 丈敏 先生

  • 早稲田大学
    理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科 講師

    小板 丈敏 先生

    電気パルスを用いた高度分離技術の研究開発における電界・電流・伝熱シミュレーション

    カーボンニュートラルに向けた資源循環において、当研究室では省エネルギー特性を有する電気パルス法を用いて、リチウムイオン電池の正極材からの有価元素の分離、回収に関する研究および自動車の車体軽量化のための接着体の易解体に関する研究を行ってきた。本講演ではCOMSOLを用いた。これら研究での分離メカニズムの考察および易解体構造の研究開発について報告する。

    共同著作者
    所 千晴(早稲田大学 理工学術院 教授 / 東京大学 工学部 教授)

  • COMSOL Multiphysics®を用いた粉末床溶融法のプロセスシミュレーション

    早稲田大学
    理工学術院 基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙専攻 学生

    間庭 大智 様

  • 早稲田大学
    理工学術院 基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙専攻 学生

    間庭 大智 様

    COMSOL Multiphysics®を用いた粉末床溶融法のプロセスシミュレーション

    近年、3Dプリンティング技術が発展し、様々な分野で活用されている。中でも粉末床溶融法は金属3Dプリンティングの代表的な手法である。しかし、高精度な造形には数多くのパラメータを適切に設定する必要があり、その決定にはシミュレーションが有効である。本発表ではCOMSOLを活用した造形プロセスシミュレーション例を紹介する。

    共同著作者
    田中 孝典(早稲田大学 大学院基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙専攻 学生)
    竹澤 晃弘(早稲田大学 大学院基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙専攻 教授)

  • COMSOL Multiphysics®を用いた誘導モータのトルクシミュレーション

    早稲田大学
    理工学術院 基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙専攻 学生

    市川 耀晟 様

  • 早稲田大学
    理工学術院 基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙専攻 学生

    市川 耀晟 様

    COMSOL Multiphysics®を用いた誘導モータのトルクシミュレーション

    誘導モータは最も古い形式のモータでありながら、機構が単純で耐久性に優れることや、レアアースを用いないという利点があり、近年もその重要性は増している。高性能な誘導モータを開発するには、固定子及び回転子の断面形状の設計が重要であり、詳細なシミュレーションが要求される。本発表ではCOMSOLを活用した三相交流誘導モータのトルクシミュレーション例を紹介する。

    共同著作者
    竹内 一希(早稲田大学 大学院基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙専攻 学生)
    播磨 優(早稲田大学 大学院基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙専攻 学生)
    竹澤 晃弘(早稲田大学 大学院基幹理工学研究科 機械科学・航空宇宙専攻 教授)

※法人名50音順

機器展示

11:00-16:00

※順不同

懇親会 Social gathering

17:20-19:20

参加者の皆様で親しくなる催しを開催

当社では、昨年に続き、日頃の感謝を込めてお客様をお招きし、懇親の機会を設けております。積極的な意見の交換をおこなうとともに、お互いの親睦を図る目的として開催いたします。

時間:
17:20〜19:20
会場:
ラウンジ(カンファレンス会場内)
参加:
事前申込制
会費:
無料
定員:
200名
内容:
表彰式、抽選会、催し、弊社御挨拶

ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております。

フロアガイド

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