公認CAE技能講習会とは?
公認CAE技能講習会とは、日本機械学会の計算力学技術者資格認定事業委員会により認定された講習会です。
マルチフィジックス有限要素解析ソフトウェア「COMSOL Multiphysics®」を実際に使いながら、固体力学・伝熱・熱膨張の理論・有限要素解析を学ぶことができます。
これからCOMSOL Multiphysics®を使用される方、また既にCOMSOL Multiphysics®を使用していて資格取得を目指したい方に最適な講習会となっております。
受講するメリット
- 修了者は、日本機械学会に申請することにより計算力学技術者(初級)の認定を受けることができます。
- 計算力学技術者資格試験において、2級受験必須要件である「ソフトウェア使用経験」が認められます。
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有限要素法解析・マルチフィジックス解析の基礎を習得することで、実際の研究・開発業務へ応用できます。
応用例:ゴルフボールの衝撃分析
カリキュラム
- ソフトウェアの基本操作(起動、利用、終了)
- 解析実習
具体的な解析を通じて、基礎的な有限要素法解析の手法を学びます。
固体力学分野
- ・変位と境界条件
- ・一次元の引張問題
- ・丸棒の一様引張問題
- ・伝熱問題
- ・線形弾性体に蓄えられるひずみエネルギー
- ・固体熱膨張
- ・平面応力問題(平面ひずみとの差異)
- ・丸穴の開いた薄板引張り
- ・CADデータを使った解析
より具体的な内容につきましては、
「講習会手引書」をご覧ください。
開催概要
- 対象
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・実務でCAEを使用している方、また使用予定の方
・計算力学技術者の方 - 定員
- 各回10名(抽選)
- 所要時間
- 5時間(途中休憩30分、質疑応答を含む)
- 開催形態
- オンライン(Microsoft Teams)
- 受講料
- 無料
- 受講要件
- COMSOL Multiphysics® Version.6.2の動作するPC環境を用意可能な方
・Windows 10以上(64bit)
※Mac、Linuxでも動作しますが、当日の操作説明はWindows対応のものとなります。
・メモリ容量 8GB以上
要件の詳細は以下のボタンよりPDFファイルをご覧ください。
開催スケジュール
※予定は予告無く変更になる場合があります
※各日程とも内容は同じですので、ご都合の良い日程にご参加ください。
9月9日~10月4日
当選発表メール:
10月11日
3月11日~4月10日
5月13日~6月12日
7月23日~8月16日
当選発表メール:
8月23日
講習会受講の流れ
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ご希望の日程の講習会へ申し込む
弊社ホームページのセミナーお申し込みフォームよりお申し込みいただけます。
各日程とも内容は同じですので、ご都合の良い日程にご参加ください。※お申し込みの前に、「講習会手引書」を必ずご確認ください。
※当選後のキャンセルは原則不可です。無断でのキャンセルがあった場合は、今後の受付をお断りさせていただく場合があります。
※抽選方法については一切お答えできません。 -
COMSOL Multiphysics®が動作するPCを用意する
お申し込みいただいたメールアドレスへCOMSOL Multiphysics®トライアルライセンスを前日にお送りいたします。
メールの案内に従ってCOMSOL Multiphysics®をインストールいただき、当日受講予定のPC環境で動作することをご確認ください。動作がご確認いただけない場合、本講習会を受講することはできません。
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講習会の受講
Microsoft Teamsにて受講いただけます。COMSOL Multiphysics®を使用した演習も行います。
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受講修了証の発行
講習会を修了した方へ、受講修了証を発行いたします。
受講修了証を日本機械学会に提出することで、計算力学技術者資格 初級資格を取得できます。
また、計算力学技術者資格 2級の受験申請時、CAEソフトウエアの使用経験を免除されます。
※再発行はいたしませんので、大切に保管ください。