CAE解析の最前線
専門家が語る
最新研究と未来展望
7月3日開催
中部大学 工学部 准教授
樫村 京一郎 先生
イントロダクション
外部から専門知識と豊富な経験を持つ講師をお招きし、特別講演を開催いたします。
この講演では、理論から最新の研究に至るまで、具体的な事例を交えながら、知識の向上や最先端の研究、
そして今後の将来展望について詳しくお話しいただきます。
講師は、各分野の最新の知見を共有し、参加者にとって有益な情報を提供します。
また、幅広いトピックを取り扱い、参加者の興味を引きながら深い理解を促進します。
さらに、講師は最新の研究動向や技術革新について解説し、今後の展望についても詳しくお話しいただける貴重な機会です。
この講演は、技術質問や共同研究の可能性について議論するネットワーキングの場も提供します。
さまざまな分野の専門家をお招きして開催するこの特別な機会に、ぜひご参加ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
プログラム
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東京工業大学和田 雄二 先生2022年7月1日開催開催済みオンサイト
マイクロ波化学が創るカーボンニュートラル戦略:CAEが活躍する未来
和田 雄二 先生
東京工業大学 国際先駆研究機構 特任教授、同大学 名誉教授 日本学術振興会 産学協力委員会R024 電磁波励起反応場委員会 委員長
日本政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。これは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。 これを実現する重要なストラトジーのひとつは、再生可能な電力を用いた産業の電化です。マイクロ波を利用する化学プロセスでは、これをストレートに実現することが可能なだけでなく、プロセスで消費されるエネルギー自体も最少化できます。そのシナリオを具体的な研究例をもとにお話しします。 加えて、マイクロ波化学では、プロセスへのエネルギー注入を電磁波の挙動の設計・制御を精密に行うことができ、そこではCAEが有用なツールとなります。この講演では理論的シミュレーションによるマイクロ波化学反応系設計の大きな可能性についても触れたいと思います。 オーディエンスの方々のそれぞれの技術開発、研究開発への有用な情報をお渡しできればと準備をいたします。
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名古屋工業大学前川 覚 先生2022年7月29日開催開催済みオンライン
トライボCAE/機械システムの省エネ化に必要不可欠な摩擦摩耗シミュレーション
前川 覚 先生
名古屋工業大学 工学部 電気・機械工学専攻 機械工学分野 准教授
ものづくりを支える基盤技術として重要な役割を果たしてきたトライボロジーですが、カーボンニュートラル、脱炭素化社会などがキーワードとなっている近年、機械システムの省エネ化に向けて更なる貢献が期待されています。
接触面での力学的な変形場に加えて、熱や流体の流れ場、化学反応場などが摩擦や摩耗の大小を決める重要な因子となります。そのようなマルチフィジックスの場をシミュレーションするためにCOMSOL Multiphysicsはうってつけのツールです。
本セミナーでは、トライボロジー問題におけるCOMSOL Multiphysicsの使用例やその可能性について紹介します。
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名古屋大学則永 行庸 先生2022年8月2日開催開催済みオンライン
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大阪大学矢地 謙太郎 先生2022年10月7日開催開催済みハイブリッド
トポロジー最適化で導き出すレドックスフロー電池の新しい流動場構造
矢地 謙太郎 先生
大阪大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 助教
カーボンニュートラルの実現に向け、自然エネルギーの効率的な活用が求められています。この背景のもと、レドックスフロー電池は次世代の大規模蓄電池として有望視されており、日本でも実証実験を含めた試験導入が進められています。
他方、機械・航空・建築分野を中心に近年注目を集めているトポロジー最適化は、物理場の数値シミュレーションと数理最適化に基づき、構造物の最適な“形”を導き出す方法であり、人知の及ばない革新的な設計解を見出す可能性を秘めています。
本セミナーでは、このトポロジー最適化の基礎的な話にはじまり、レドックスフロー電池のセル内部における流路パターン設計に応用した事例を紹介した上で、COMSOLを用いた具体的な実装方法について詳しく説明します。モノづくり・システムの設計最適化のためのマルチフィジックスシミュレーションの活用
KESCO技術部
計測エンジニアリングシステム株式会社
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一般財団法人ファインセラミックスセンター 寺坂 宗太 様
横浜国立大学 尾崎 伸吾 先生
2022年11月11日開催 開催済み オンライン
セラミックスのプロセスシミュレーション
寺坂 宗太 様
一般財団法人ファインセラミックスセンター(JFCC) 材料技術研究所 先進プロセス設計グループ 上級研究員
セラミックス製品は、粉末冶金プロセスによって開発・製造されている。それらのプロセスは試行錯誤を繰り返すことで最適化されており、開発に時間とコストが必要である。そのため、サイバー空間を活用した支援が求められている。
本講演では、セラミックスの成形から焼結までのプロセスにおける組織変化と形状変化について、離散要素法、モンテカルロ法、有限要素法を用いてシミュレーションする技術について発表する。セラミックス強度の有限要素解析―微視組織情報に基づくバルク強度のばらつきの予測―
尾崎 伸吾 先生
横浜国立大学工学研究院 システムの創生部門 教授
セラミックスの脆性破壊は、製造プロセスにより生じる大小様々な欠陥を起点として生じる。そのため、例え同一ロットの製品であっても破壊強度はばらつきを呈する。
本セミナーでは、セラミックス特有の強度のばらつきを材料内部の欠陥分布情報と関連付けて予測する有限要素解析手法について紹介する。本手法を用いることにより、ワイブル分布などの情報をコンピュータ上で高精度かつ短時間で取得でき、また材料・機械設計条件へとフィードバックできるようになる。ファインセラミックス設計のためのマルチフィジックスシミュレーションの活用
KESCO技術部
計測エンジニアリングシステム株式会社
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大阪大学緒方 奨 先生2022年11月24日開催開催済みハイブリッド
地熱資源開発やエネルギー生成後の副産物地下貯留に資する
熱-水理-力学-化学連成数値シミュレーション緒方 奨 先生
大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻 社会基盤工学講座 地盤工学領域 助教
地熱資源開発や二酸化炭素地中貯留・高レベル放射性廃棄物地層処分といった地下深部岩盤の利用・開発プロジェクトは低炭素社会及び地球環境保全を実現する上で非常に重要です。また、これらのプロジェクトを適切に実行するためには、高温・高圧環境であり流体流れや地化学反応も活発化する地下深部岩盤で展開される、複雑な熱-水理-力学-化学連成現象を数値解析により予め把握しておくことが不可欠です。
本講演では、地下深部岩盤での熱-水理-力学-化学連成現象を記述する数値モデルとそれをCOMSOLに実装したマルチフィジックスシミュレーションの事例を紹介したいと思います。 -
宮崎大学太田 靖之 先生2023年6月7日開催開催済みオンライン
太陽光から水素エネルギーまでのモデルベースシミュレーション
太田 靖之 先生
宮崎大学 工学部 准教授
太陽光を含む再生可能エネルギーの利用拡大が進んでいます。その中で、太陽光(太陽電池)から得られた電力を貯蔵する方法として水素生成が挙げられます。
本セミナーでは、実際の太陽光を用いた水素生成の実験結果より「太陽光モデル」「太陽電池モデル」「水電解モデル」を構築し、それらを用いたシミュレーションについて説明します。また、それらのモデルの活用方法や有限要素法の適用など説明します。水素生成プロセス設計のためのマルチフィジックスシミュレーションの活用
福川 真
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
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立命館大学吉岡 修哉 先生2023年6月20日開催開催済みハイブリッド
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東京都立大学棟方 裕一 先生2023年9月28日開催開催済みハイブリッド
リチウムイオン電池の高度設計へ向けた微小計測技術の応用と展開
棟方 裕一 先生
東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 助教
リチウムイオン電池は小型から大型機器まで広く使われ、エネルギー効率と持続可能性に貢献する重要な役割を果たしています。
本セミナーでは、「微小計測技術を応用した電気化学パラメータの導出と展開」を中心に、二酸化炭素の排出削減へ向けたリチウムイオン電池の高度設計を解説します。次世代電池設計のためのマルチフィジックスシミュレーション
福川 真
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
東京工業大学全 俊豪 先生2023年10月18日開催開催済みオンライン
カーボンニュートラル実現に向けた電力エネルギー概論
全 俊豪 先生
東京工業大学 工学院電気電子系 助教
近年、カーボンニュートラルを実現するため取り組みは国、地方自治体、企業など様々なレベルで盛んにおこなわれています。電力エネルギーの分野では再生可能エネルギー発電を大量導入し、安定した電力システムを維持しながら脱炭素を目指しています。
本講演ではカーボンニュートラル実現に向けて、現在よく研究されているアンモニアエネルギー貯蔵技術や高電圧直流送電(HVDC)について解説し、未来の電力エネルギーの全体像を掴んでいただければと思います。脱炭素化技術創出のためのマルチフィジックスシミュレーション
福川 真
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
※内容は予告無く変更になる場合がございます
2024年 プログラム
明治大学 池田 幸太 先生 2024年4月18日開催 開催済み オンサイト
【対面開催】これから始めるシミュレーション「数理モデリング編」
池田 幸太 先生
明治大学 総合数理学部 専任准教授
動物や植物の美しい模様、心臓の拍動や薬の吸収などの医学・生理学問題から、交通渋滞や経済不況などの社会的問題、流行やブームといった社会現象まで、私たちの身の回りは様々な現象で満ちています。こうした現象に対して、数学を活用した研究が発展しています。現象を具体的な数式に置き換える行為を「数理モデリング」と呼び、作成した「モデル」を用いてコンピュータで高度なシミュレーションを行うと、これまで見えなかった現象の本質が次第に明らかになります。数理モデリングの適用範囲は、生物学や物理学に限らず、社会学や経済学、更には医学まで多岐に及びます。ただ、数理モデリングの手法を学べる場は限られた大学にしか存在せず、その体験の機会はまだまだ少ない実態があります。 本セミナーは、数理モデリングの基礎を学び、実際にモデル構築する手順を参加者が体験できるイベントです。参加者はニュートンの運動方程式を基礎とした自己駆動粒子モデルを活用し、数理モデリングの初歩に触れます。また、セミナーでは主にグループワークに時間を割り当てる予定です。意見交換を通じて、参加者同士が知識を共有し、協力して問題に取り組むことで、深い理解を促進します。参加者には実際にモデル構築に参加いただきますので、セミナーへの積極的な参加、議論をお願いいたします。
※ワークショップ形式のため資料公開ございません。
東京大学 野口 篤史 先生 2024年5月13日開催 開催済み オンライン
量子コンピュータ開発におけるCOMSOLの利用と低消費電力化
野口 篤史 先生
東京大学 生産技術研究所 准教授
超伝導量子回路やイオントラップを用いた量子コンピュータ研究においては、電磁界シミュレーションが重要な役割を果たします。とくに超伝導量子回路ではマイクロ波周波数のアンテナを量子ビットとするため、量子ビットそのものの設計にも電磁界シミュレーションが役立ちます。イオントラップにおいても、原子の状態はマイクロ波によって制御することができるため、そのための回路の設計にCOMSOLを用いています。本講演では、こうした電磁界シミュレータとしてのCOMSOLの量子コンピュータ研究における利活用と、また量子コンピュータの制御のための電力低減を目指して私たちの研究についてご紹介します。
COMSOLを用いた、超伝導量子回路設計のための電磁界シミュレーション
福川 真
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
東京大学 寺尾 悠 先生 2024年7月3日開催 開催済み オンライン
横浜国立大学 尾崎 伸吾 先生 2024年7月18日開催 開催済み オンライン
これから始めるシミュレーション「固体の接触・摩擦現象のCAE解析編」
尾崎 伸吾 先生
横浜国立大学大学院工学研究院 システムの創生部門 教授
現在では3次元CADと有限要素法を組み合わせたCAEによって、機械・機器・装置の設計効率を高める試みが当たり前となっています。有限要素解析においては情報を入力すれば解が得られるという利便性がありますが、その解の妥当性を検討するためには材料力学、弾塑性力学や接触力学などの固体力学に関する知識が欠かせません。ちょっとした境界条件の相違で解が大きく変わることは、しばしば経験することです。このことは、一人のエンジニアに広範な知識を要求することにつながっています。 本セミナーでは、固体のCAE、特に有限要素法の概要からスタートし、線形・非線形現象に対してどのような数値的な近似が行われ、解析が行われているのかについて説明します。その後、固体のCAEにおいて重要となる接触・摩擦の取り扱いについて、概念と基礎的な理論を説明します。最後に、ご自身のCAE解析にフィードバックしてもらえるよう、接触・摩擦と固体の変形が組み合わさった現象の解析例を紹介することにより、その際の考え方や必要な知識、条件設定のポイントなどをお伝えします。
COMSOL Multiphysics®の概要と固体の接触/摩擦現象の事例紹介
KESCO技術部
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
東京農業大学 村松 良樹 先生 2024年7月30日開催 開催済み オンライン
食品加工・調理プロセスのカーボンニュートラル・最適化への足がかり-伝熱解析-
村松 良樹 先生
東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科 教授
農林水産物を生産し、食品加工、流通、販売により消費者に食品が届き、最終的に廃棄されるまでの一連の流れをフードサプライチェーンといい、フードサプライチェーンの至るところでエネルギーが使用され、またCO2が排出されています。そのため、「2050年カーボンニュートラル」の達成にはフードサプライチェーン全体においても課題解決に取り組むことが必要とされています。フードサプライチェーンのうち食品の加工や調理のプロセスに目を向けてみると、加熱殺菌、乾燥、濃縮、冷却・冷蔵、冷凍、電子レンジ加熱、オーブン加熱など、加熱や冷却を伴う様々な熱操作が含まれます。これらの操作において省エネルギー化をはじめとした最適な加工条件の選定や加工装置の設計が求められています。また、食品業界では食品ロスも解決すべき課題の1つとなっていますが、食品ロスはそこに至るまで投入されたエネルギーを無駄にしてしまうことにもなり、また食品ロスにより廃棄処分となる食品を焼却する際にも多くのCO2が発生してしまいます。そのため食品ロス削減に向けた食品のロングライフ化技術(例えば冷凍、乾燥、殺菌、包装など)の必要性も高まっています。これらの加工や調理には伝熱現象が関連していて、品質と安全性を担保し、無駄のない調理や加工を確立しカーボンニュートラルの実現を目指すためには伝熱シミュレーションは有効となります。 本セミナーでは、これからはじめて伝熱学を学ぶ方や数値解析(シミュレーション)に取り組む方などを対象として、伝熱解析に関わる基本事項や伝熱の基礎理論を解説します。また、数値解析(シミュレーション)の基礎的事項・有用性や加熱調理や加熱殺菌に関する数値解析事例を、デモンストレーションを交えながら解説・紹介します。さらに、食品の伝熱解析に必要となる物性値(密度、比熱、熱伝導率、熱拡散率)の推算法なども紹介します。
COMSOL Multiphysics®で作成したアプリ活用のためのデザイン提案
米 大海
博士(工学)、計測エンジニアリングシステム株式会社技術部部長
橋口 真宜
技術士(機械部門)、計測エンジニアリングシステム株式会社主席研究員
九州大学 橋口 公一 先生 2024年8月2日開催 開催済み オンサイト
【対面開催】弾塑性解析セミナー(前半)~下負荷面モデルにより画期的発展への転換点を迎えた固体の非可逆力学現象解析~
橋口 公一 先生
九州大学名誉教授、元第一工業大学教授、元大阪大学接合科学研究所客員教授、工学博士、農学博士、日本工学アカデミー会員、日本農学アカデミー会員、日本機械学会フェロー、土木学会フェロー、日本計算力学連合名誉員、地盤工学会名誉会員
製鉄、自動車、航空機、船舶、土木・建築構造物等の工業においては、金属、土、ガラス、セラミックス等のエネルギー固体の非可逆変形現象の合理的設計が求められます。その主流は弾塑性構成式に他なりません。しかし、商用FEMソフトに搭載されているのは、降伏面の内部を純粋弾性域とするChabocheモデルや除荷状態における塑性変形を表現出来ない2面モデルが主流で、降伏面の内部における応力の変化による塑性変形の集積を表現できないので、危険設計に繋がります。計測エンジニアリングシステム㈱では、商用FEMソフトCOMSOL Multiphysics®に、降伏面の内部を純粋弾性域とせず、応力が降伏面に近づくにつれて塑性ひずみ速度が発達するとする“下負荷面モデル”を搭載しました。この新たなFEM解析ソフトCOMSOL Multiphysics®によれば、機械振動・地震動等による繰返し負荷現象、鋼板成型に不可欠なスプリングバック現象等に関する高精度な解析が可能で、工業設計の画期的な向上が実現されます。なお、8月のセミナーでは、弾塑性・粘塑性モデルの現状について解説し、10月のセミナーでは、下負荷面モデルの定式化および本モデルによる高度な弾塑性・粘塑性変形解析について解説する。
COMSOL Multiphysics®の概要と弾塑性解析の事例紹介
KESCO技術部
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
京都大学 西脇 眞二 先生 2024年9月12日開催 開催済み オンサイト
【対面開催】トポロジー最適化の基礎セミナー 第1回:トポロジー最適化の考え方とその実装方法
西脇 眞二 先生
京都大学大学院 工学研究科 教授
トポロジー最適化は、対象構造の外形形状に加えて穴の数の増減など形態の変化も許容する最も自由度の高い構造最適化の方法です。この方法の基本的な考え方は、構造最適化問題の材料分布問題への置き換えにあります。本講演では、その際に生じる数学的に不適切な問題を克服するための数学的な理論と、それから導出される問題を克服する様々な方法、そしてそれらの方法による数値実装法について説明します。
KESCO技術部によるCOMSOL Multiphysics®の実演
KESCO技術部
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
常葉大学 中川 邦明 先生 2024年9月26日開催 開催済み オンライン
京都大学 近藤 継男 先生 2024年9月30日開催 開催済み オンライン
トポロジー最適化の基礎セミナー 第2回:COMSOLのPDEインターフェースで記述した発展方程式 (非定常反応拡散方程式)を利用したトポロジー最適化
近藤 継男 先生
京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 研究員
最近出版された書籍「トポロジー最適化の基礎 -弾性体ならびに熱流体関連工学諸問題への応用のために-(コロナ社、2024年)」を参考資料として、トポロジー最適化問題の解を COMSOL の PDE インターフェースで記述した発展方程式 (非定常反応拡散方程式) の収束解として求める方法 (書籍第 3 章) について解説します。また、発展方程式において未知変数 (設計変数) を時間発展的に更新する駆動力 (反応項) として用いられる感度を求める方法 (随伴変数法による感度解析、書籍第4-8 章と付録 B) についても説明します。
東京大学 八木 俊介 先生 2024年10月3日開催 開催済み オンサイト
【対面開催】カーボンニュートラルを支援するCAE ~第十三回 蓄電池開発技術編~
八木 俊介 先生
東京大学 生産技術研究所 准教授、持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 副センター長
バッテリー電気自動車(BEV)用リチウムイオン電池を製造するためには、様々な金属資源が不可欠です。本講演では、BEV用リチウムイオン電池の概要を述べるとともに、それぞれの部材にどういった金属元素が使用されているかについて解説し、戦略的な資源確保の観点から、蓄電池技術開発の現状と将来展望を議論します。また、層状岩塩型構造を有する正極活物質のHigh-Ni化を目指す理由や、ニッケルやコバルトを含まないリン酸鉄リチウムを正極活物質に使用したリチウムイオン電池の最近の開発状況についても紹介します。
COMSOL Multiphysics®によるリチウムイオン電池のシミュレーション
佟 立柱(トン リチュ)
計測エンジニアリングシステム株式会社 首席研究員
佐賀大学 古川 達也 先生 2024年10月10日開催 開催済み オンライン
九州大学 橋口 公一 先生 2024年10月11日開催 開催済み オンサイト
【対面開催】弾塑性解析セミナー(後半)~下負荷面モデルにより画期的発展への転換点を迎えた固体の非可逆力学現象解析~
橋口 公一 先生
九州大学名誉教授、元第一工業大学教授、元大阪大学接合科学研究所客員教授、工学博士、農学博士、日本工学アカデミー会員、日本農学アカデミー会員、日本機械学会フェロー、土木学会フェロー、日本計算力学連合名誉員、地盤工学会名誉会員
「下負荷面モデルにより画期的発展への転換点を迎えた固体の非可逆力学現象解析」 製鉄、自動車、航空機、船舶、土木・建築構造物等の工業においては、金属、土、ガラス、セラミックス等のエネルギー固体の非可逆変形現象の合理的設計が求められます。その主流は弾塑性構成式に他なりません。しかし、商用FEMソフトに搭載されているのは、降伏面の内部を純粋弾性域とするChabocheモデルや除荷状態における塑性変形を表現出来ない2面モデルが主流で、降伏面の内部における応力の変化による塑性変形の集積を表現できないので、危険設計に繋がります。計測エンジニアリングシステム㈱では、商用FEMソフトCOMSOL Multiphysics®に、降伏面の内部を純粋弾性域とせず、応力が降伏面に近づくにつれて塑性ひずみ速度が発達するとする“下負荷面モデル”を搭載しました。この新たなFEM解析ソフトCOMSOL Multiphysics®によれば、機械振動・地震動等による繰返し負荷現象、鋼板成型に不可欠なスプリングバック現象等に関する高精度な解析が可能で、工業設計の画期的な向上が実現されます。なお、8月のセミナーでは、弾塑性・粘塑性モデルの現状について解説し、10月のセミナーでは、下負荷面モデルの定式化および本モデルによる高度な弾塑性・粘塑性変形解析について解説する。
COMSOL Multiphysics®の拡張機能のご紹介:ユーザーサブルーチン機能(外部材料)の使い方
KESCO技術部
計測エンジニアリングシステム株式会社 首席研究員
慶應義塾大学 高野 直樹 先生 2024年10月16日開催 開催済み オンライン
これから始めるシミュレーション「ほかでは聴けない固体力学分野のモデリング編」
高野 直樹 先生
慶應義塾大学教授
「これから始めるシミュレーション「ほかでは聴けない固体力学分野のモデリング編」」 これから起きる未来の予測、実験の代替(バーチャルマニュファクチャリング、バーチャルテスト)、実験で観察できないものを見る、という3つの観点で計算力学の研究に取り組んでいる立場から、固体力学分野における有限要素解析手順、特に数理モデリングについて述べた後、CAEに求められるシミュレーションの品質保証について重点的に解説します。まず、誰が解いてもほぼ同じ解が得られるという品質保証のために、何をどのように学ぶべきかを紹介します。これだけは知っておくべき知識について、もし知らないとどんな失敗をしてしまうか、理論を知っていれば自身のシミュレーションを説明する際の説得力が増すことを、解析事例を通じてお伝えします。一方、解析手法の検証(verification)、数理モデルの妥当性確認(validation)についても解説し、実験できない場合の予測の信頼性をどうやって保証するかという難題に対し、不確かさを考慮した確率的シミュレーションにも簡単にふれます。全体を通じて、解析したい現象を、日本語や英語ではなく、数式やパラメータといった「シミュレーション語」で記述するメリットをお伝えし、シミュレーションのためのモデリングにおける数理的表現に慣れるきっかけとしていただければ幸いです。
COMSOLで始める有限要素数値シミュレーション
KESCO技術部
計測エンジニアリングシステム株式会社 首席研究員
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東京大学 八木 俊介 先生 東京大学 田村 敦史 先生 2024年10月31日開催 開催済み オンサイト
蓄電池の最新研究開発セミナー
八木 俊介 先生
東京大学 生産技術研究所 准教授、持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 副センター長
東京大学 八木 俊介 先生 講演
マグネシウム蓄電池の最新の研究開発動向と課題~セル評価の観点から~
蓄電池は、小型携帯機器や電気自動車のみならず、太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電出力の安定化や平準化、スマートグリッドの実現に必須のデバイスです。エネルギー密度や出力密度、出力・サイクル特性、安全性の向上やコストの削減を目指し、現在最も普及しているリチウムイオン電池に加え、様々なタイプの蓄電池が研究されています。本講演では、その中の一つである、マグネシウム蓄電池の利点と最新の研究開発動向について解説するとともに、実現に至るまでに解決すべき課題について、セル評価の観点から議論します。田村 敦史 先生
東京大学 生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 八木研究室 特任助教
東京大学 田村 敦史 先生 講演
COMSOLを用いたマグネシウム蓄電池シミュレーションにおける課題と展望
蓄電池におけるシミュレーションは、その性能を予測するうえで重要ですが、特にリチウムイオン電池系ではCOMSOLは幅広く用いられており、充放電の予測等に利用されています。一方で、将来的に安全・安価な蓄電池として期待されているマグネシウム畜電池に関するシミュレーションの報告はほとんどありません。この一因としては、電池材料の開発がまだ進行中であり、シミュレーションに必要な拡散係数や輸率といった材料パラメータが十分に明らかにされていないことが考えられます。よって、シミュレーションを行うためには、これらの材料パラメータを測定する実験が必要です。本講演では、その一例として、重要なパラメータの一つである正極材料中の拡散係数の測定方法について解説し、また、マグネシウム蓄電池のシミュレーションがリチウムイオン電池のそれとは異なる点についてもご紹介します。 佐賀大学 古川 達也 先生 2024年11月14日開催 開催済み オンライン
【Lesson 2】FEMとBEMによる静電誘導型位置センサの解析
AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part1古川 達也 先生
佐賀大学名誉教授・MachLabo代表 工学博士
佐賀大学名誉教授 古川達也先生を講師とし、「AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part1」を全3回コースで開催いたします。本セミナーは【Lesson 2】となります。
セミナー内容
「FEMとBEMによる静電誘導型位置センサの解析」
COMSOL社が提供するModeling a Capacitive Position Sensor Using FEMとModeling a Capacitive Position Sensor Using BEMなるチュートリアル資料に基づいて、静電誘導型位置センサをソーススイープによって、相互静電容量を計算し、被験物の位置による静電容量の変化をシミュレートします。大阪大学 矢地 謙太郎 先生 2024年11月21日開催 開催済み オンライン
佐賀大学 古川 達也 先生 2024年12月12日開催 開催済み オンライン
【Lesson 3】FEMとBEMによる電磁力と電磁トルクの求め方と高精度計算方法
AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part1古川 達也 先生
佐賀大学名誉教授・MachLabo代表 工学博士
佐賀大学名誉教授 古川達也先生を講師とし、「AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part1」を全3回コースで開催いたします。本セミナーは【Lesson 3】となります。
セミナー内容
「FEMとBEMによる電磁力と電磁トルクの求め方と高精度計算方法」
COMSOL社が提供するForce Calculation 1 — Introduction、Force Calculation 2 — Magnetic Force BEM FEM、Force Calculation 3 — Magnetic Torque BEM FEM 原書総ページ数90ページに渡るチュートリアル資料に基づいて、AC/DCモジュールを用いた電磁力ならびに電磁トルクの計算方法さらに、「フォース・プローブ・ドメイン(力計算探査ドメイン)」を導入した高精度電磁力ならびに電磁トルクの計算方法について言及します。
2025年 プログラム
※内容は予告無く変更になる場合がございます。佐賀大学 古川 達也 先生 2025年3月13日開催 開催済み オンライン
【Lesson 4】Helmholtzコイルとスパイラルコイルの軸対称2Dならびに3D解析
AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part2古川 達也 先生
佐賀大学名誉教授・MachLabo代表 工学博士
佐賀大学名誉教授 古川達也先生を講師とし、「AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part2」を全3回コースで開催いたします。本セミナーは【Lesson 4】となります。
※Part1にご参加されていない方でも、問題なくご参加いただける内容となっています。
セミナー内容
「Helmholtzコイルとスパイラルコイルの軸対称2Dならびに3D解析」
COMSOL社が提供する「Magnetic Field of a Helmholtz Coil」、「Resonant Spiral Coil in 2D Axisymmetry」と「Resonant Spiral Coil in 3D」なるチュートリアル資料に基づいて、AC/DCモジュールを用いたインダクタンスの導出例を紹介します。Helmholtzコイルは、二つの円形コイルを同一コイル軸上に置いて,適切な位置を選べば、均一な磁場を得ることができ、実験物理では、必須の方法です。本解析は、その設計指針を与えることができます。引き続き、近年の非接触給電で話題の2コイル間の電磁場解析を軸対称2次元場と3次元場について行い、給電インピーダンスを求め、さらに共振点を見つける手法を解説します。佐賀大学 古川 達也 先生 2025年4月10日開催 開催済み オンライン
【Lesson 5】運動を伴う電磁場の解析例(アラゴの円盤)
AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part2古川 達也 先生
佐賀大学名誉教授・MachLabo代表 工学博士
佐賀大学名誉教授 古川達也先生を講師とし、「AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part2」を全3回コースで開催いたします。本セミナーは【Lesson 5】となります。
※Part1にご参加されていない方でも、問題なくご参加いただける内容となっています。
セミナー内容
「運動を伴う電磁場の解析例(アラゴの円盤)」
COMSOL社が提供する「Magnetic Brake」なるチュートリアル資料に基づいて、AC/DCモジュールを用いた「運動を伴う電磁誘導現象」を取り扱う方法を解説します。この際、COMSOL Multiphysics®でのグローバル ODE および DAE インターフェースを援用することによって、静止座標系での運動を伴う電磁場の振る舞いを容易に把握できることを例証します。なお、電磁ブレーキは、相対運動で考えれば、アラゴの円盤のシミュレーションと同等であり、この解析が誘導電動機のFEM解析の基本にもなります。佐賀大学 古川 達也 先生 2025年5月15日開催 開催済み オンライン
【Lesson 6】巻線起磁力とCOMSOL Multiphysics®での回転機の扱い方の基礎
AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part2古川 達也 先生
佐賀大学名誉教授・MachLabo代表 工学博士
佐賀大学名誉教授 古川達也先生を講師とし、「AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part2」を全3回コースで開催いたします。
本セミナーは【Lesson 6】となります。
※Part1にご参加されていない方でも、問題なくご参加いただける内容となっています。
セミナー内容
「巻線起磁力とCOMSOL Multiphysics®での回転機の扱い方の基礎」
回転機の電磁場解析の基本の基である巻線起磁力の意義について説明し、さらにフーリエ級数を用いて導出した基本波起磁力から回転磁場を生成させる原理を解明します。引き続いて、SPMSM(Surface Permanent Magnet Synchronous Motor)実機の巻線分布を例示してから、実機のCOMSOL Multiphysics®での実装例を紹介します。最後に回転機の基本となるCOMSOL Multiphysics®のチュートリアルである「Generator in 2D」を基に永久磁石型同期発電機の2D解析を例示します。"-
国立研究開発法人物質・材料研究機構門脇 万里子 先生2025年5月29日開催開催済みオンサイト
金属材料の腐食研究への数値シミュレーションの活用
門脇 万里子 先生
国立研究開発法人物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 研究員
本セミナーでは、鉄鋼材料やアルミニウム合金の腐食研究にCOMSOL Multiphysics®を使用した実例などを紹介しながら、数値シミュレーションの活用が金属の腐食機構の解明に有効であることを示します。
COMSOL Multiphysics®による電気化学解析・腐食解析のためのCAE活用例
佟 立柱
計測エンジニアリングシステム株式会社 主席研究員
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中部大学樫村 京一郎 先生2025年7月3日開催開催予定オンサイト
t/dayスケールのマイクロ波加熱炉設計と数値計算による加熱効率・均質性の最適化
樫村 京一郎 先生
中部大学 工学部 准教授
本セミナーでは、t/dayスケールのマイクロ波加熱炉設計の道筋のご紹介と、数値計算による加熱効率と均質加熱の最適化を示し、製品開発に寄与できる手法を紹介いただきます。
マイクロ波加熱炉の設計に役に立つ数値解析のご紹介
米 大海
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
講師陣 ※敬称略
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和田 雄二東京工業大学
国際先駆研究機構 特任教授、
同大学 名誉教授[光とマイクロ波を科学する]をテーマに電磁波エネルギーを中心とした物理化学的挙動、さらには化学反応系、物質創成、材料合成への応用展開等を研究されています。
2022年7月1日現在
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前川 覚名古屋工業大学
工学部 電気・機械工学専攻
機械工学分野 准教授生産機器(工作機械、工具 etc)で生じるトライボロジカルな諸現象、加工表面の物理的・化学的変化の理解とその知見を基に新しい生産機器・生産プロセスを開発されています。
2022年7月29日現在
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則永 行庸名古屋大学 未来社会創造機構
脱炭素社会創造センター
イノベーション部門 教授CO2の分離エネルギーの課題解決に向け、物質転換技術開発やCO2吸収時に相分離を引き起こす新規相分離型CO2吸収剤の開発を行っています。
2022年8月2日現在
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高岸 洋一株式会社コベルコ科研
技術本部 計算科学センター株式会社コベルコ科研様としてCOMSOL 認定コンサルタントとしてCOMSOL Multiphysics® および関連製品によるモデリングやコンサルティングの活動を行っております。
2022年8月2日現在
矢地 謙太郎大阪大学 大学院工学研究科 機械工学専攻 准教授京都大学大学院で博士(工学)を取得後、2016年から大阪大学で助教として勤務し、2024年1月に准教授に昇進しました 。2021年にはテキサス大学オースティン校Oden Instituteで客員研究員を務めました 。専門はトポロジー最適化、データ駆動型設計、深層生成モデルなどで、特に流体関連の最適化問題に注力しています 。また、Nature Architectsの最適設計技術アドバイザーも務めています 。趣味はボートで、U19/23世界選手権の元日本代表です 。
2024年11月21日現在
寺坂 宗太一般財団法人
ファインセラミックスセンター
材料技術研究所
先進プロセス設計グループ
上級研究員JFCC 材料研究所では、ファインセラミックスの基盤技術としてプロセス技術と信頼性評価解析技術の研究開発を行っています。
2022年11月11日現在
尾崎 伸吾横浜国立大学大学院工学研究院 システムの創生部門 教授機械材料・材料力学、設計工学、トライボロジーなどの分野で先進的な研究を行っています。先生の研究は、材料力学や設計工学の分野での革新を目指し、持続可能な社会の実現に向けたエネルギーシステムの革新に貢献しています。今後のさらなる活躍が期待される研究者です。
2024年7月18日現在
緒方 奨大阪大学 大学院工学研究科
地球総合工学専攻
社会基盤工学講座 地盤工学領域
助教地盤環境の保全や、エネルギー生成後の副産物の地下貯留及び地熱資源の回収に向けた重要なテーマである地盤や岩盤の領域を研究されています。
2022年11月24日現在
太田 靖之宮崎大学
工学部 准教授有限要素法による太陽電池動作温度の解析や光学シミュレータによる太陽光の照射分布の解析などを行っています。また、太陽電池の利用拡大を目的に、太陽光から水素生成の屋外実証を実施しています。
2023年5月9日現在
吉岡 修哉立命館大学
理工学部 機械工学科
准教授小型でも高出力を得るために、空気力の向きと風車の回転方向を揃える新しい「勾玉形ブレード」を開発。数値シミュレーションと風洞実験を組み合わせ、最適化手法を用いて性能向上に取り組んでいます。
2023年5月9日現在
棟方 裕一東京都立大学
大学院都市環境科学研究科
助教エネルギー効率向上を目指し、リチウム二次電池や燃料電池などの電気化学エネルギー変換デバイスの性能向上に取り組んでいます。
2023年8月14日現在
全 俊豪東京工業大学
工学院電気電子系
助教主に大気圧プラズマを利用したさまざまな研究に取り組んでいます。同時に新たな応用可能性を見つけ出すことにも注力しています。
2023年9月1日現在
寺尾 悠東京大学
大学院新領域創成科学研究科
先端エネルギー工学専攻
助教超電導工学と電気機器学の分野で研究を行っています。航空機用の超電導モータや埋め込み永久磁石型同期モータ、人工衛星搭載用の超電導磁気軸受などに焦点を当てています。
2024年4月9日現在
村松 良樹東京農業大学
地域環境科学部 生産環境工学科
教授東京農業大学の村松良樹先生は、農産物の有効利用をめざし加工流通技術を研究しています。食品の乾燥やブランチング、解凍に関するマイクロ波の適用などを探求されています。
2024年6月4日現在
八木 俊介東京大学
生産技術研究所
准教授エネルギー貯蔵材料工学を専門とし、次世代蓄電池や電気化学触媒の研究を行っています。特に、多価カチオン電池や金属空気電池の開発に注力し、電気エネルギーの効率的な利用を目指しています。
2024年7月30日現在
池田 幸太明治大学 総合数理学部 専任准教授応用数学の分野で精力的に研究を行っており、特に反応拡散方程式やパターン形成に関する数理モデルの解析と理論的基盤の構築に高い専門性を有しています。
2024年4月18日現在
野口 篤史東京大学 生産技術研究所 准教授東京大学 生産技術研究所において、量子情報科学の研究を主導されています。特に、超伝導量子回路やイオントラップ技術を活用した量子技術の開発に注力しており、これらの研究は量子コンピュータや量子センシングなどの分野での応用が期待されています。
2024年5月13日現在
橋口 公一九州大学名誉教授現在は明治大学 研究・知財戦略機構(中野)にて研究推進員(客員研究員)を務められています。専門は弾塑性力学、地盤工学、農業機械学などで、特に「下負荷面モデル(Subloading Surface Model)」の提唱者として国際的に知られています。
2024年8月2日現在
西脇 眞二京都大学大学院 工学研究科 教授先端デザイン理工学研究室を主宰されています。専門は構造最適化、特にトポロジー最適化で、機械工学や設計工学の分野において国際的に高い評価を受けている研究者です。
2024年9月12日現在
中川 邦明常葉大学 名誉教授物理化学と科学教育の両分野で長年にわたり教育と研究に従事され、特に化学教育における「教え込み」の研究や、分子分光学の解析手法に関する業績が評価されています。また、大学教育の視点から初等・中等教育へのアプローチにも取り組まれています。現在は常葉大学の名誉教授として、後進の指導や教育活動に貢献されています。
2024年9月26日現在
近藤 継男京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻 研究員京都大学大学院工学研究科機械理工学専攻の「先端デザイン理工学研究室」は構造材料の強度や設計に関する先端的な研究が行われており、近藤先生はその一員として活動されています。
2024年9月30日現在
古川 達也佐賀大学名誉教授・MachLabo代表 工学博士電力工学・電気機器工学、工学計測、教育工学を専門とする工学博士です。 九州大学を主席で卒業後、同大学大学院を修了。 長崎大学、佐賀大学で教鞭を執り、2022年に佐賀大学を退職し名誉教授となりました。2023年からは個人事業主としてMachLaboを立ち上げ、技術者教育者として活動しています。電磁界解析や非接触計測に関する研究に長く取り組んでおり、多くの論文を発表しています。
2024年10月10日現在
高野 直樹慶應義塾大学教授複合材料の力学特性解析やマルチスケールモデリング、確率的有限要素法(FEM)などに焦点を当てています。特に、医療分野への応用として、歯科インプラントや褥瘡予防に関する生体力学的解析を行っています 。また、熟練技術者の知識を数理モデルに取り入れた「知識融合型CAE」の開発にも取り組んでいます 。日本機械学会、日本複合材料学会、日本計算工学会などでフェローを務めるなど、学術界でも高く評価されています 。
2024年10月16日現在
田村 敦史東京大学 生産技術研究所 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 八木研究室 特任助教2019年に東京大学工学部マテリアル工学科を卒業し、同大学院で絶縁膜の電気的特性に関する研究に取り組み、2023年に博士号を取得しました 。現在は、蓄電池材料やエネルギー変換デバイスの開発に注力しており、2024年10月には「蓄電池の最新研究開発セミナー」で講演を行うなど、電気化学エネルギー分野での研究活動を展開しています 。
2024年10月31日現在
門脇 万里子国立研究開発法人物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 研究員鉄鋼材料、軽金属の実験による腐食挙動の解析を専門とし、実験に加え合金の作製やシミュレーション、材料の評価など様々なアプローチで研究を行っています。
2025年5月29日現在
樫村 京一郎中部大学 工学部 准教授マイクロ波加熱と材料プロセシングの専門家。東京工業大学で博士号を取得後、核融合科学研究所や京都大学生存圏研究所を経て、2014年より中部大学に在籍しています 。理論・計算・実験の三位一体を重視し、特にマイクロ波を用いたCO₂吸収型路盤材の短時間・大量合成技術の開発など、カーボンニュートラル社会の実現に貢献しています 。
2025年6月3日現在
福川 真計測エンジニアリングシステム 技術部技術サポートエンジニア。大学・大学院で化学工学を専攻。化学工学、電気化学、熱流体、電磁気、音響・構造振動など多岐にわたる物理分野のサポートを担当。
2023年5月9日現在
伊佐 エスマトラ計測エンジニアリングシステム 技術部大学院で数値流体力学を専攻。技術サポートエンジニアとして、流体力学、熱流体、音響、流体・音響、音響・構造振動などの技術サポート業務に従事し、研究活動に携わる。
2023年5月9日現在
橋口 真宜計測エンジニアリングシステム
主席研究員
東京農業大学客員教授
明治大学MIMS客員研究員COMSOL Multiphysics®およびアプリを多方面の課題解決に応用するための知的基盤づくりをマルチフィジックス解析シリーズ(近代科学社Digital)を介して推進。
2024年6月4日現在
米 大海計測エンジニアリングシステム
技術部長KESCO技術サポートチームを統括。DX促進から研究開発課題の解決まで、マルチフィジックス解析の魅力を世の中に普及、サポートする業務に従事。
2024年6月4日現在
佟 立柱計測エンジニアリングシステム
首席研究員プラズマ、電気化学、熱流体および電磁界などの数値解析ならびにCOMSOL Multiphysics®への技術サポートに従事。
2024年10月3日現在
セミナー参加
申し込みフォーム※2025年7月3日開催 「t/dayスケールのマイクロ波加熱炉設計と数値計算による加熱効率・均質性の最適化」参加の申し込みとなります
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お申込みセミナー2023年6月20日開催 「第八回 風力エネルギー編」
セミナーにお申込みいただきありがとうございます。
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