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弾塑性解析セミナー(前半)~下負荷面モデルにより画期的発展への転換点を迎えた固体の非可逆力学現象解析~【セミナーアーカイブ】

公開日:2024年10月23日
最終更新日:2024年10月23日

こちらの資料は、対面で開催された「弾塑性解析セミナー(前半)~下負荷面モデルにより画期的発展への転換点を迎えた固体の非可逆力学現象解析~」(2024年8月開催)の資料をアーカイブ化したものです。
※資料のみの公開となります

セミナー詳細

https://kesco.co.jp/sinfo/?s_id=553753

セミナー概要

1. 九州大学名誉教授 橋口 公一 先生講演
「下負荷面モデルにより画期的発展への転換点を迎えた固体の非可逆力学現象解析」

製鉄、自動車、航空機、船舶、土木・建築構造物等の工業においては、金属、土、ガラス、セラミックス等のエネルギー固体の非可逆変形現象の合理的設計が求められます。その主流は弾塑性構成式に他なりません。しかし、商用FEMソフトに搭載されているのは、降伏面の内部を純粋弾性域とするChabocheモデルや除荷状態における塑性変形を表現出来ない2面モデルが主流で、降伏面の内部における応力の変化による塑性変形の集積を表現できないので、危険設計に繋がります。計測エンジニアリングシステム㈱では、商用FEMソフトCOMSOL Multiphysics®に、降伏面の内部を純粋弾性域とせず、応力が降伏面に近づくにつれて塑性ひずみ速度が発達するとする“下負荷面モデル”を搭載しました。この新たなFEM解析ソフトCOMSOL Multiphysics®によれば、機械振動・地震動等による繰返し負荷現象、鋼板成型に不可欠なスプリングバック現象等に関する高精度な解析が可能で、工業設計の画期的な向上が実現されます。なお、8月のセミナーでは、弾塑性・粘塑性モデルの現状について解説し、10月のセミナーでは、下負荷面モデルの定式化および本モデルによる高度な弾塑性・粘塑性変形解析について解説する。

■こんな方におすすめ
製鉄、自動車、航空機、土木・建築等の製造業、大学・試験研究機関の固体力学研究者

2. 計測エンジニアリングシステム株式会社
「COMSOL Multiphysics®の概要と弾塑性解析の事例紹介」

自動車、航空宇宙、建築土木、機械分野の基盤技術の1つである弾塑性解析のFEM導入とアプリによる業務改革を目指す方々向けにお話しします。今回はFEMに基づく汎用シミュレーションソフトウェア「COMSOL Multiphysics®」をご紹介いたします。本ソフトウェアの主な特徴(1)~(4)と金属材料の弾塑性解析を中心にした解析事例をご説明いたします。
(1) マルチフィジックス機能と事例紹介
(2) 各種弾塑性解析のベンチマーク紹介
(3) 弾塑性解析の材料定数の推定(実演)
(4) 弾塑性解析モデルのアプリ化(実演)

■こんな方におすすめ
・マルチフィジックスの解析にご興味のある方
・数値解析のV&Vに取り組みたい方
・実験と解析との相関性向上に取り組みたい方
・業務改革、事業連携、DX推進に取り組みたい方

講師

橋口 公一 先生
九州大学名誉教授

※橋口先生の資料は郵送となります。
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