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脱炭素社会へ向けた化学産業の電化とマイクロ波加熱【開催済み】

2021.05.20 外部講師セミナー ライブ配信

セミナー概要およびタイムテーブル

14:00 - 15:30 (Q&A含む)

脱炭素社会へ向けた化学産業の電化とマイクロ波加熱

~マイクロ波加熱設計と新しい電卓としてのCOMSOL~

中部大学 准教授 樫村京一郎 先生

脱炭素社会へ向けた化学産業への電化の流れを受けて、化学・材料合成の火力も従来の化石燃料から電力ベースへの転換が要求されている。
マイクロ波加熱は有力な新しい火力の候補で、これを用いた化学合成・材料合成開発の機運が高まっている。
マイクロ波加熱による化学・材料プロセス開発や実際の実用化事例を紹介し、COMSOLを利用する一人の実験研究者として、数値計算がどのように貢献してきたかを概観する。
また、問題解決に数値計算がどのように寄与するのかを説明することで、新しい火力を設計するための電卓としてのCOMSOL計算事例を紹介する。

15:30 - 15:40 休憩(10分間)
15:40 - 16:15 (Q&A含む)

マイクロ波加熱関係事例紹介

弊社技術部 米大海

マイクロ波加熱は、名前の通り電磁波と伝熱を絡む多重物理現象になります。化学・材料合成を含めて、マイクロ波加熱を実務上運用する際に、回転部品や流体流れなど、さらに複雑な現象を伴うケースも多々あります。 COMSOL Multiphysics®は方程式ベースの数値計算プラットフォームになり、 多重物理連成解析を容易に取り扱うことが可能で、GUIベースのカスタマイズも柔軟に対応できますので、高度な研究開発に適した解析ソフトになります。 
本セミナーでは、COMSOL Multiphysics®を用いたマイクロ波加熱関係事例をご紹介し、回転部品及び流体を取扱うマイクロ波加熱の数値モデリングについて検討することで、数値解析を用いて化学・材料プロセス開発の方々に
COMSOL Multiphysics®の有用性を体感して頂きます。

 

講師

中部大学 准教授 樫村京一郎 先生

ご経歴

学歴
2002.3 国立 東京工業大学 金属工学科 卒業
2004.3 国立 東京工業大学大学院 物質科学専攻 修士課程 修了
2008.3 国立 東京工業大学大学院 物質科学専攻 博士課程 修了
(平成20年3月 物質科学専攻物質機能講座 博士号取得)

職歴
2008-2010 自然科学研究機構 核融合科学研究所 連携研究推進センター COE研究員
2010-2011 自然科学研究機構 核融合科学研究所 装置工学応用物理研究系 研究員
2011-2013 京都大学 生存圏研究所 学際萌芽研究センター ミッション研究員
2013-2014 京都大学 生存圏研究所 特任助教
2014-2020 中部大学 工学部共通教育科 講師
2020-現在  中部大学 工学部 准教授

こんな方におすすめ

・化学工業プラント 
・材料素材メーカー 
・廃棄物処理業者 
・製鉄溶鉱炉精錬所 
・非鉄金属精錬所 
・冶金工業製造所 
・自動車部品メーカー 
・その他各種メーカー 
・上記の設計開発担当者をされている方 
・その他教育機関の方 

セミナーキーワード

マイクロ波加熱、電子レンジ、脱炭素、 新しい火力、物性値(誘電率)の計測実験計測、化石燃料、コストダウン、スケールアップ、非平衡場、SDGs、次世代、材料、素材、化学反応の促進、固体触媒反応 

Information

所要時間 145分
受講環境 zoom または Microsoft Teams
定員 80名 ※増枠の可能性あり
申込期限 2021年5月13日(木) 17:00 まで
参加費 無料
備考

資料などにつきましては、mailmag@kesco.co.jp から送付いたします。

※迷惑メールフォルダーに振り分けられることがあります。お手数ですが、迷惑メール設定をご確認ください。

 

開催時間 14:00
開催場所 ライブ配信

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