AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナ Part3 Lesson9【開催予定】

佐賀大学名誉教授 古川達也先生を講師とし、「AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part3」を全3回コースで開催いたします。本セミナーは【Lesson 9】となります。
※Part1・Part2にご参加されていない方でも、問題なくご参加いただける内容となっています。
セミナー内容
「三相誘導電動機の2D定常解析」
COMSOL Multiphysics® AC/DCモジュールを用いた誘導電動機の解析の基本をIEEEの「TEAM Workshopのベンチマーク問題」をベースに「三相モーターの周波数領域解析」チュートリアル資料に基づいて学びます。ここでは,ローレンツ起電力を考慮し,「回転機械(磁気)(rmm)」インターフェースや移動メッシュを用いない第5回セミナーと同様な方法で速度起電力を考慮した解析を展開します。また,最後に解析結果とTEAM Workshopから提供されている実験結果との比較も行っています。
セミナー概要
「AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー」
本セミナーは,電気系学科出身の技術者ならびに理工系学科出身の若手ならびに中堅の技術者を対象にCOMSOL Multiphysics® AC/DCモジュールを用いたモータ解析に必要な話題について話します。
2023年6月から隔週で都合8回開講した「モータの基礎理論と数理解析セミナー」では,ほぼ理論に限定して,モータの回る原理についてお話をしましたが,今回は,昨年10月から12月,本年3月から5月実施分に引き続き,COMSOL Multiphysics® AC/DCモジュールを活用して,モータ解析に必要な解析の基本スキルについて話します。なお,前回のセミナー受講の有無を問わず,どの回からも受講できるよう工夫していますので,興味がある回だけご受講頂いても構いません。
■到達目標:
機械系や理数・情報系出身のエンジニアの方々にもモータ解析に必要な基礎の基礎を学び取っていただくために,下記の事柄を学修到達目標とします。
・電磁場におけるゲージ理論の必要性と対処方法,COMSOL Multiphysics®での扱い
・COMSOL Multiphysics®のAC/DCモジュールの「「回転機械(磁気)(rmm)」インターフェースの使い方
・移動メッシュを用いたCOMSOL Multiphysics®の使い方。運動を伴う電磁場の解析
・同期機と誘導機の違い
・マックスウェルの応力テンソルやその高精度計算法であるArkkioの方法を修得する
■こんな方におすすめ:
・電気系、機械系、数理系学科ならびに専攻出身の技術者、研究者、開発者
・COMSOL Multiphysics®の初修者
■AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー
Lesson 7「一般回転機器の3D解析入門」2025年7月17日開催
Lesson 8「永久磁石電動機の2D解析」2025年8月7日開催
Lesson 9「三相誘導電動機の2D定常解析」2025年9月11日開催
講師
古川 達也 先生
佐賀大学名誉教授・MachLabo代表 工学博士
Information
開催日時 | 2025年9月11日(木) 14:00~ |
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所要時間 | 講演90分(質疑応答含む) |
開催方式 | オンライン |
受講環境 | Microsoft Teams |
申込期限 | 2025年9月4日(木) 17:00 まで |
参加費用 | 無料 |
定員 | 200名 |
備考 | 1) 資料などにつきましては、セミナー事務局( seminar@kesco.co.jp )からご案内いたします。 ※迷惑メールフォルダーに振り分けられることがあります。メール不着と思われる場合は、お手数ですが、迷惑メール設定をご確認ください。 2) トライアルライセンス配布(Ver6.3) 3) 本セミナーのアーカイブ配信はございません。 |
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