カーボンニュートラルを支援するCAE ~第十三回 蓄電池開発技術編【セミナーアーカイブ】
こちらの資料は、対面で開催された「カーボンニュートラルを支援するCAE ~第十三回 蓄電池開発技術編」(2024年10月開催)の資料をアーカイブ化したものです。
※弊社技術部の資料のみ公開となります
セミナー詳細
https://kesco.co.jp/sinfo/?s_id=779805
セミナー概要
1. 東京大学 八木先生 講演
「資源的観点からの蓄電池技術開発の現状と将来展望」
バッテリー電気自動車(BEV)用リチウムイオン電池を製造するためには、様々な金属資源が不可欠です。本講演では、BEV用リチウムイオン電池の概要を述べるとともに、それぞれの部材にどういった金属元素が使用されているかについて解説し、戦略的な資源確保の観点から、蓄電池技術開発の現状と将来展望を議論します。また、層状岩塩型構造を有する正極活物質のHigh-Ni化を目指す理由や、ニッケルやコバルトを含まないリン酸鉄リチウムを正極活物質に使用したリチウムイオン電池の最近の開発状況についても紹介します。
■こんな方におすすめ:
・エネルギー・資源問題に関心のある方
・蓄電池の基礎を学びたい方
・蓄電池技術開発に興味のある方
2. 計測エンジニアリングシステム株式会社
「COMSOL Multiphysics®によるリチウムイオン電池のシミュレーション」
COMSOLバッテリデザインモジュールの解析機能について詳しくご紹介します。COMSOLの各電池解析モデル、従来のリチウムイオン電池から全固体電池などの新型電池までのモデリング手法を解説します。また、近年普及が進んでいるLiFePO4(LFP)リン酸鉄リチウムイオン電池を含む多数の計算事例を紹介します。
■こんな方にお勧め:
・リチウムイオン電池の解析を始める予定の初学者の方
・実際に電池の解析を行っており、物理現象のモデル化手法などでお悩みの方
講師
八木 俊介 先生
東京大学 生産技術研究所 准教授 / 持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 副センター長
佟 立柱(トン リチュ)
計測エンジニアリングシステム株式会社 首席研究員
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