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臨界電流密度の磁束密度依存性を考慮した超電導電力ケーブルの交流損失解析【ポスター/Conference2024発表資料】
概要
4層導体と2層磁気シールドから構成されたケーブル(フジクラ製)を研究対象として、交流損失解析を行った。以前の研究では損失計算値が測定値より大きかったので、今回は次の3点を修正して再計算した:(1)JC-B特性の考慮、(2)REBCOテープの巻き付けピッチ調整、(3)テープの臨界電流値の修正。交流損失の解析は、電気回路モデルと3次元電磁界解析により行った。その結果、5 kArms通電で計算値が1.5 W/mと、測定値の1.4 W/mとほぼ一致した。
発表者
野地 英樹 先生
都城工業高等専門学校 電気情報工学科 教授
キーワード
高温超電導電力ケーブル、交流損失、3次元電磁界解析、電気回路モデル、REBCO超電導テープ
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