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ナノ円錐台からなる磁気光学メタ表面における数値計算【Conference2022発表資料】

公開日:2022年12月19日
最終更新日:2023年5月24日

こちらの資料は、Multiphysics Conference 2022(2022年12月開催)の発表資料をアーカイブ化したものです。

磁気光学 (MO) フォトニクスの研究において最も有望な材料の一つは単結晶イットリウム鉄ガーネット(YIG)である。YIGは適当な MO 効果と通信帯域での低損失という特性を持つ。最近、全誘電体MOメタサーフェスを用いて電磁誘導透過性(EIT)効果によりファラデー回転が大幅に強化される研究は行われ、数値計算で検証された。しかし、ドライエッチングの工程で完璧な垂直側壁を持つYIGナノパターンの製造は非常に困難であり、傾斜する側壁しか得られない。結果として、得られるMO応答は期待より大きく変わる。そのため、傾斜する側壁を持つ YIG をベースしたメタサーフェスの設計においてファラデー回転の評価は必要となる。 本研究では、COMSOL で数値シミュレーションにより、傾斜する側壁角度が MO 応答に及ぼす影響を調査し、性能指数 (FoM) を改善する方法を解明した。

発表者

高 思源 様
東京大学 工学研究科 電気系工学 技術補助員

共同著者

太田 泰友 様 (慶応義塾大学 理工学部物理情報工学学科)
岩本 敏 様 (東京大学 先端技術研究所)

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