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マルチフィジックスソフトウェアCOMSOLによる放電加工特性に及ぼす加工液供給法の影響の検討

概要

放電加工による微細深穴の加工において、加工深さが深くなるにつれて気泡や加工屑の堆積による異常放電の発生頻度が高くなり、送り速度の低下、工具摩耗の増加、加工深さの制限につながる。実験により、加工液の流路を制限して穴あけ加工を行うと、加工深さと穴あけ速度が向上し、電極消耗が減少することを発見した。穴あけ特性の改善理由を明らかにするため、COMSOLを使用してモデルを構築し、さまざまな加工液の供給方法での穴加工をシミュレーションした。その結果、加工液の流れを制限することにより、穴の入口における圧力差が増大し、極間領域における加工液の更新と循環が促進されることが示されている。

発表者

陳 燁
東京農工大学 機械システム工学専攻 大学院生(博士後期)

共同著者

米 大海(計測エンジニアリングシステム株式会社)
夏 恒(東京農工大学 機械システム工学専攻 教授)

キーワード

放電加工、微細深穴、加工屑、気泡、圧力、加工液

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