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お知らせ
日本機械学会 第37回計算力学講演会(CMD2024)での弊社講演および展示のお知らせ
KESCOは、10月18日(金)~10月20日(日)に仙台で開催される日本機械学会 第37回計算力学講演会(CMD2024)にて、弊社エンジニアと大学の先生方と共同で講演を行います。また、開催期間中は、マルチフィジックスCAEソフトウェア COMSOL Multiphysics および機械学習と不確かさの定量化ツール SmartUQ の展示も行います。講演テーマにご関心のある方は、ぜひご聴講いただくか、弊社ブースまでお立ち寄りください。
また、18日(金)と19日(土)のランチタイムには、短時間のランチョンセッションにて、KESCOが取り組む不確かさの定量化技術(UQ)についても紹介いたしますので、ぜひあわせてご参加ください。
講演の詳細については、講演HP または 講演プログラムをご参照ください。
講演テーマ
10月18日(金)
- OS-13「半導体産業を牽引する計算機シミュレーション」:OS-1304「低圧誘導結合型プラズマ解析とサロゲートモデルの活用」
Ar/N₂低圧誘導結合型プラズマ(ICP)の流体モデリング手法を用い、計算負荷を軽減するサロゲートモデルを構築しました。流体モデルにより得られた電子密度、電子温度、電位、イオンおよび中性化学種の密度分布を基に、サロゲートモデルの予測結果と比較し、その有効性を検討しています。
- OS-1402「大空隙多孔体の不均質性を考慮した気液二相流解析」
廃棄物の複雑な形状とサイズを考慮した気液二相流解析を実施し、X線CTを用いて三次元精密間隙構造を捉えました。既存の均質モデルでは困難な廃棄物層内の浸透挙動を再現し、実験値と比較してその挙動を評価しました。
- OS-1404「PIV 計測と数値解析による気管支内振動流の検討」
呼吸時に気管支内で生じる振動流を、シリコン樹脂製モデルを用いたPIV計測と3次元非定常数値解析により検討しました。体積濃度50%のグリセリン水溶液を作動流体とし、実験と同条件の非定常RANS数値解析(k-eモデル)を実施。実験および解析により、気管支分岐部周辺の速度分布を各呼吸位相で比較しました。
10月20日(日)一般セッション(GS-05)
- 「音響メタマテリアルによる音場制御」
超スマート社会の実現に向け、ハイレベルなコミュニケーション環境や快適な空間の創成に貢献する音場制御が求められています。音波の反射・吸収、音の集中、音線の方向制御など、多くの技術的課題を含む音場制御の理論と、その実現に向けた有限要素法(FEM)を用いた音場解析を通じて、音響メタマテリアルを活用した制御技術の可能性について検討します。