Ver.6.0製品 企業向け価格改定のお知らせ
日頃からCOMSOL Multiphysicsをご愛顧いただき、御礼申し上げます。
この度 COMSOL社はお客様のご要望を実現するため、Ver 6.0における大幅な機能拡張を図るとともに価格改定を発表しました。主な改善項目は次の通りです。
尚、価格表に関しましては、お問い合わせフォーム または、担当営業(kesco_sales@kesco.co.jp)までお問合せください。
*企業および研究機関向けが対象であり、教育機関向けには変更はございません。
【対象製品】
構造力学モジュール
音響モジュール
バッテリーデザインモジュール
最適化モジュール
構造力学モジュール
圧電 (陽的時間発展)、磁気力学、多孔質弾性(大変形)(固体)インターフェースが追加され、電磁場―構造相互作用や多孔質弾性体の解析範囲が広がります。コンポーネントモード合成 (CMS) によってモデルを低次元化し、計算時間とメモリを大幅削減できます。メンブレインの皺寄せ、任意場所でのポイント荷重など便利な新機能が多数追加されました。構造力学モジュールリリースハイライトをご参照ください。
https://www.comsol.jp/release/6.0/structural-mechanics-module
音響モジュール
圧電 (陽的時間発展)、磁気力学、線形化オイラー (境界モード)、線形化ナビエ・ストークス (境界モード)、圧力音響 (漸近散乱)、圧力音響 (キルヒホッフ・ヘルムホルツ)インターフェースが追加され、電磁場―構造相互作用、導波管境界モード、高周波散乱及び放射など解析範囲が広がります。ハイブリッド計算空力音響 (CAA) 法によって、CFDとの連成で流体起因の騒音解析ができます。ドメイン分割法ソルバー、外部場変数による最適化など様々な機能追加、強化されました。音響モジュールリリースハイライトをご参照ください。
https://www.comsol.jp/release/6.0/acoustics-module
バッテリーデザインモジュール
リチウムイオン電池 (変形ジオメトリ)インターフェースが追加され、充放電サイクル中の金属堆積と溶解による電極変形を考慮できます。リチウムイオンのインターカレーションにて、充放電サイクルの電極微細構造の応力・歪みを計算し、経時劣化や経年変化を計算できます。多孔質伝導バインダードメイン機能など、多孔質材料の取り扱いが大幅改善されました。バッテリーデザインモジュールリリースハイライトをご参照ください。
https://www.comsol.jp/release/6.0/battery-design-module
最適化モジュール
形状最適化では変換機能が追加され、より簡便に単純な形状変化を設定できます。パラメーター推定について、グローバル最小二乗目標機能及びパラメーター推定スタディステップの改善によって、セットアップが簡素化されました。過渡問題の最適化について、ソルバーの改良と新たな制御関数機能により、計算のロバスト性と設定自由度が改善されました。最適化モジュールリリースハイライトをご参照ください。
https://www.comsol.jp/release/6.0/optimization-module
今後とも弊社一同、皆様にご満足いただけるよう、サービス向上に勤めて参ります所存ですので、お客様におかれましては、諸事情を御賢察の上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。