
セミナー概要
1. 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授 馬場 俊彦 先生 講演
「シリコンフォトニクスの発展とシミュレーション技術」
シリコンフォトニクスは過去20年の間に最も発展を遂げ、現代の主要プラットフォームとなった光集積回路技術です。通信とセンシングで応用範囲が拡大しており、特にAIサービスで需要が急伸しているデータセンターの次世代技術であるコパッケージオプティクスにおいて中心的役割を果たすため、世界的に注目されています。ここでは大面積ウエハによる先端的な半導体製造インフラが用いられるため、事前の高精度なシミュレーションとデバイス設計の重要性が高まっています。本講演では、このようなシミュレーションや設計を行いたいユーザ向けの解説を行います。
■こんな方におすすめ:
シリコンフォトニクスの概要が知りたい、そこで使われるデバイスが知りたい、それらのシミュレーション技術や設計手法を知りたい、といった方々にお勧めです。また、シリコンフォトニクスではサイズがサブミクロン~ナノ領域の光部品が多数使われます。フォトニック結晶、メタマテリアル、プラズモニクスといったフォトニックナノ構造との類似性があるため、これらの計算事例もご紹介します。
2. 計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部 福川 真 講演
「新規光学技術の創出のための光学マルチフィジックスシミュレーション」
近年、既存の電気的および光学的な通信技術に加えて、それらを融合した光電融合技術が大変注目されています。これらの先端デバイスを設計するためには、新しい物理的機構を考慮する必要があります。したがって、多重物理を扱うことができ、かつ支配方程式を任意に組み込み可能な数値解析ソフトウェアである、COMSOL Multiphysics®が有効です。 本セミナーでは、COMSOL Multiphysics®における先端デバイス関連の解析事例を紹介しながら、多重物理モデリングと方程式の組み込み機能によるモデリングの実際をデモンストレーションします。数値解析を用いた先端デバイスの設計をお考えの方々に、物理メカニズムの可視化からデバイス設計に関する最新事例をお伝えし、COMSOL Multiphysics®の有用性を体感して頂きます。
■主な解析事例・機能紹介:
・解析デモ:フォトニック結晶のバンド解析と周波数応答解析
・解析手法(周波数応答、固有周波数解析、時間依存解析)
・マルチフィジックス解析および光電融合関連の事例紹介
・大規模計算および設計最適化
・解析事例:光導波路、結合器、変調器など
■こんな方におすすめ:
・光電融合の解析事例やCOMSOLの近年の解析事例を知りたい方
・電磁波・光学シミュレーションでできることを把握したい方
・シミュレーションを電磁波・光学系の先端研究に活用したいと考えられている方
講師
横浜国立大学 大学院工学研究院 教授
馬場 俊彦 先生
■ご経歴
1990年横浜国立大学博士課程修了、工学博士。1994年同大学の助教授、2005年教授、現在に至る。30年以上にわたりシリコンフォトニクス、フォトニック結晶などのフォトニックナノ構造を研究。これらのシミュレーションにも長年の経験がある。2006年日本学術振興会賞、2016年文部科学大臣表彰科学技術賞、2024年紫綬褒章。2018~2020年、2026年~応用物理学会副会長。
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
福川 真
Information
| 開催日時 | 2026年4月23日(木) 13:15~16:10(予定) |
|---|---|
| 所要時間 | 馬場 俊彦 先生:90分 + 質疑応答10~15分 休憩:10分 KESCO技術部:45分+質疑応答10~15分 |
| 開催方式 |
対面開催 |
| オンサイト会場 | アーバンネット神田カンファレンス 3A |
| 申込期限 | 2026年4月16日(木) 17:00 まで ※定員になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。 |
| 参加費用 | 無料 |
| 定員 | 対面35名(先着順) ※対面開催には開催最低人数がございます。あらかじめご了承ください。 |
| 申込種別 | 対面開催 |
| 備考 |
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*個人情報の管理について責任を有するもの:計測エンジニアリングシステム株式会社