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AC/DCモジュールの周波数領域計算の際に入力した値の解釈

最終更新日:2024年9月11日

AC/DCモジュールにより、周波数領域の電磁場を計算する際に、入力される電圧値/電流値は、波高値ですか、実効値ですか。

回答

結論から申し上げますと、波高値となります。

電流インタフェースの周波数領域計算を例として、紹介します。
下記の図1に示すように、端子ノードに電流1[A]を入力します。
周波数領域計算を実行します。

計算後、1Dプロットグループ>グローバルにて、端子電流を表示すると、下記の図2に示すように、波の振幅が1[A]になることが分かります。

これは、電流解析だけでなく、他インタフェース及びモジュールの周波数領域計算も同じです。例えば、磁場インタフェースのコイルを設定する際に、同じようにコイルの電圧/電流の波高値を入力します。

また、実効値を用いて、解析を実行する予定の場合には、事前に、実効値を波高値に換算し、インタフェースに波高値を入力する必要がございます。例えば、実効値1[A]を利用する時、sqrt(2)*1[A]を入力します。

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