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【FAQ】ACDCモジュール静電場で複数電極間相互容量の計算

最終更新日:2024年5月15日

ACDCモジュールにより、複数電極間相互容量の計算方法 

複数電極間の容量の計算方法について、下記の図1(三つ電極がある場合の例)をご参考ください。

概要は以下の通りです。ACDCモジュールの静電場インターフェースを利用します。各電極をそれぞれ端子として指定し、電荷または電圧などを入力します。スタディの設定について、一般的な定常ではなく、定常ソーススイープを利用します。計算後に、結果>集中ポートパラメーター評価グループが自動的に生成されます。「評価グループ:相互容量」の所に、グローバル行列評価によって、各端子間の相互容量を取得することが出来ます。 

図1 複数電極 電極間相互容量の計算

実例として、下記のモデルをご参考ください。

アプリケーションライブラリ例題

  • ACDCモジュール
  • デバイス(容量性)
  • capacitive_position_sensor

下記URLからもアクセスできます。
https://www.comsol.jp/model/modeling-a-capacitive-position-sensor-using-fem-47541
このチュートリアルモデルでは、定常ソーススイープスタディを使用して集中行列を抽出する方法を説明します。5 端子系の静電容量行列は実世界の静電容量式位置センサーと同様に、金属物体の位置を推測するために使用されます。

アプリケーションライブラリを参照する方法は次の通りです。

  1. COMSOLを立ち上げて、画面左上の[ファイル]>[アプリケーションライブラリ]をクリックし、一覧より該当モデルを選択します。
  2. アプリケーションライブラリ画面にある [開く]でモデルを確認出来ます。
  3. [PDFドキュメントを開く]でモデルの説明、作成方法が詳しく記載されたPDFを見ることができます。

より詳細な相互容量の計算方法説明について、
下記のブログあるいはV6.2マニュアルのページ157をご参考ください。

デフォルトのマニュアル保存先:
C:\Program Files\COMSOL\COMSOL62\Multiphysics\doc\pdf\ACDC_Module

下記URLからもマニュアルpdfをご確認いただけます。
https://doc.comsol.com/6.2/docserver/#!/com.comsol.help.acdc/acdc_ug_modeling.06.30.html

ブログのリンク
https://www.comsol.com/blogs/how-to-calculate-a-capacitance-matrix-in-comsol-multiphysics/

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