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熱粘性音響 -ヘルムホルツ共振器-

概要

本モデルは、熱粘性音響のやさしくわかる例題として、ヘルムホルツ共振器のモデルにおいて、圧力音響インターフェースを熱粘性音響インターフェースと組み合わせることにより、エネルギー保存を示します。音響境界層によって散逸した全エネルギーと、システムの入力から出力を引いた全パワー(入出力差)を比較して、一致することが確認されます。 

*本解説は、COMSOL社のサイトから提供されているアプリケーションギャラリの例題モデルをポイント解説したものです。実際のモデルファイルやモデルの説明書はCOMSOL社のサイトからダウンロードしてください。
関連モデルファイル:https://www.comsol.jp/model/energy-conservation-with-thermoviscous-acoustics-26821
 

■こんな方におすすめ
ヘルムホルツ共振器・吸音パネルなどの設計を行いたい方、小さな形状の音響を正確にモデル化したい方、熱と粘性損失を含む音響伝播を計算したい方、圧力・粒子速度・音響温度振動の影響を同時にモデル化したい方

関連ワード

狭い領域の音波伝播、線形化ナビエ・ストークス方程式、熱損失・粘性損失、エネルギー保存

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