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今回は、東京理科大学 元祐昌廣教授を訪問しインタビューをさせていただきました。
小さなガラス基板を顕微鏡で観察し、計算結果をPC画面で確認するなど、実験とシミュレーションをされており、マイクロナノスケールの熱流体現象や熱・光・電気を駆使して物質の分離を可能にする研究が行われていました。
将来、センサーによる病気の早期診断といったことにもつながると伺え、従来のゆっくりした試行錯誤の繰り返しから、シミュレーション予測に基づいた確固たる試行錯誤へ切り替えたことが研究期間の大幅短縮につながったと熱く語る先生の姿がとても印象的でした。
本インタビューではシミュレーションの活用と研究の展望を語っていただいております。
元祐昌廣 先生
東京理科大学 工学部機械工学科
ウォーターフロンティア研究センター センター長
【研究職歴】
2003-2005 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
2006-2007 東京理科大学工学部機械工学科 助手
2007-2012 東京理科大学工学部機械工学科 助教
2010-2011 デンマーク工科大学マイクロ・ナノテクノロジー学科 客員教授
2012-2014 東京理科大学工学部機械工学科 講師
201504-202103 東京理科大学工学部機械工学科 准教授]
202104- 東京理科大学工学部機械工学科 教授
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