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AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナー Part2【セミナーアーカイブ】

公開日:2025年5月30日
最終更新日:2025年5月30日

こちらの資料は、「AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナ Part2」の動画・資料をアーカイブ化したものです。

セミナー詳細

AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナ Part2【Lesson4】
AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナ Part2【Lesson5】
AC/DCモジュールを用いたモータ解析のための基礎セミナ Part2【Lesson6】

セミナー内容

Lesson4Helmholtzコイルとスパイラルコイルの軸対称2Dならびに3D解析

COMSOL社が提供する「Magnetic Field of a Helmholtz Coil」、「Resonant Spiral Coil in 2D Axisymmetry」と「Resonant Spiral Coil in 3D」なるチュートリアル資料に基づいて、AC/DCモジュールを用いたインダクタンスの導出例を紹介します。Helmholtzコイルは、二つの円形コイルを同一コイル軸上に置いて,適切な位置を選べば、均一な磁場を得ることができ、実験物理では、必須の方法です。本解析は、その設計指針を与えることができます。引き続き、近年の非接触給電で話題の2コイル間の電磁場解析を軸対称2次元場と3次元場について行い、給電インピーダンスを求め、さらに共振点を見つける手法を解説します。

Lesson5運動を伴う電磁場の解析例(アラゴの円盤)

COMSOL社が提供する「Magnetic Brake」なるチュートリアル資料に基づいて、AC/DCモジュールを用いた「運動を伴う電磁誘導現象」を取り扱う方法を解説します。この際、COMSOL Multiphysicsでのグローバル ODE および DAE インターフェースを援用することによって、静止座標系での運動を伴う電磁場の振る舞いを容易に把握できることを例証します。なお、電磁ブレーキは、相対運動で考えれば、アラゴの円盤のシミュレーションと同等であり、この解析が誘導電動機のFEM解析の基本にもなります。

Lesson6巻線起磁力とCOMSOL Multiphysics®での回転機の扱い方の基礎

回転機の電磁場解析の基本の基である巻線起磁力の意義について説明し、さらにフーリエ級数を用いて導出した基本波起磁力から回転磁場を生成させる原理を解明します。引き続いて、SPMSM(Surface Permanent Magnet Synchronous Motor)実機の巻線分布を例示してから、実機のCOMSOL Multiphysics®での実装例を紹介します。最後に回転機の基本となるCOMSOL Multiphysics®のチュートリアルである「Generator in 2D」を基に永久磁石型同期発電機の2D解析を例示します。

■こんな方におすすめ:
・電気系、機械系、数理系学科ならびに専攻出身の技術者、研究者、開発者
・COMSOL Multiphysicsの初修者

講師

古川 達也 先生
佐賀大学名誉教授・MachLabo代表 工学博士

※動画パスワードと資料をご希望の方は、古川先生の連絡先 まで直接ご連絡ください。

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