こちらの資料は、「カーボンニュートラルセミナー第6回 地熱資源開発やエネルギー生成後の副産物地下貯留に資する熱-水理-力学-化学連成数値シミュレーション–」(2022年11月開催)の動画・資料をアーカイブ化したものです。
※講演資料のみの公開となります。
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セミナー概要
地熱資源開発や二酸化炭素地中貯留・高レベル放射性廃棄物地層処分といった地下深部岩盤の利用・開発プロジェクトは低炭素社会及び地球環境保全を実現する上で非常に重要です。また、これらのプロジェクトを適切に実行するためには、高温・高圧環境であり流体流れや地化学反応も活発化する地下深部岩盤で展開される、複雑な熱-水理-力学-化学連成現象を数値解析により予め把握しておくことが不可欠です。本講演では、地下深部岩盤での熱-水理-力学-化学連成現象を記述する数値モデルとそれを COMSOLに実装したマルチフィジックスシミュレーションの事例を紹介したいと思います。
地下開発のためのマルチフィジックスシミュレーションの活用
持続可能な社会に向けて、地熱活用など地下開発が非常に注目されています。地下開発において、地層の力学、流体・伝熱・物質輸送・化学反応など多重物理を考慮することが求められます。
多重物理を扱うことが可能な数値解析ソフトウェアであるCOMSOL Multiphysics®が有効です。
本セミナーでは、COMSOL Multiphysics®の多重物理解析の事例を紹介しながら、操作の実演を行います。数値解析を用いた地下開発をお考えの方々に、COMSOL Multiphysics®の有用性を体感して頂きます。
講師
緒方奨 先生
大阪大学 大学院工学研究科 地球総合工学専攻 社会基盤工学講座 地盤工学領域 助教
福川真
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部
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