これから始めるシミュレーション「電気化学シミュレーションのためのCOMSOL MultiphysicsⓇ 入門編」【開催済み】
セミナー概要
1. 常葉大学 中川 邦明 先生講演(13:30~15:15)
「電気化学シミュレーションのためのCOMSOL MultiphysicsⓇ 入門」
電気化学分野のシミュレーションのための COMSOL MultiphysicsⓇ の使い方の基本を、簡単な系のシミュレーションから始めて、段階を追ってパソコン上での実演をしながら説明していきます。終了後にご自分で復習できるよう、詳細な手順説明も配布します。
■こんな方におすすめ:
・電気化学分野のシミュレーションに興味があって、COMSOL MultiphysicsⓇ を使ってみたいが、ちょっととっつきにくいなと思っておられる方
・電気化学の実験を始めたばかりの学部、大学院の学生で、自分の手でシミュレーションをしながら電気化学の基礎を学びたいと思っておられる方(予備知識として、例えば 渡辺正、中林誠一郎「電子移動の化学―電気化学入門」朝倉書店(1996) の序章および2章2.1節 程度の知識があれば理解可能です。)
2. 計測エンジニアリングシステム株式会社(15:20~16:05)
「これから始めよう、電気化学マルチフィジックスシミュレーション」
次世代電池開発や半導体製造、腐食防食の評価、化学分析の研究開発において、電気化学シミュレーションは不可欠なものとなりつつあります。電池の諸現象のように、熱や流体流れ・構造変形など電気化学以外の物理現象の影響も無視できない現象も数多く存在することから、マルチフィジックス解析(多重物理解析)が求められます。したがって、多重物理を扱うことが可能な、COMSOL Multiphysics®(以下COMSOLと略記)が有効です。本セミナーでは、前半のセミナーにおいて電気化学の基礎を身に着けた方が、COMSOLにおける電気化学系のマルチフィジックス解析に進むためのポイントを解説します。
■セミナー内容
【前半】はじめての方へ向けて
・電気化学のマルチフィジックス的な視点に関して
・電気化学と他の物理現象の連成設定の操作デモ
【後半】すでに始められている方を含めた方へ向けて
・電気化学系のマルチフィジックス解析の事例紹介
・電気化学関連のCOMSOL操作のティップス
■こんな方におすすめ:
・分析化学系、電極反応系、電池開発
・腐食防食・めっきプロセスの研究開発に携わっている方
・電気化学系のマルチフィジックス解析の始め方を知りたい方
・電気化学解析をすでに行っている方でマルチフィジックス設定の基礎をおさらいしたい方
・電気化学系のマルチフィジックス解析の事例を知りたい方
講師
中川 邦明 先生
1980年3月 東京大学大学院 理学系研究科 化学専門課程 博士課程修了(理学博士)
1980年4月~1986年9月 富山大学理学部物理学科 助手
1982年9月~1983年8月 米国ミシガン州立大学 博士研究員(兼務)
1986年10月~1991年3月 城西大学理学部化学科 講師
1991年4月~2020年3月 常葉学園大学(2013年4月常葉大学に改称)教育学部 助教授、教授、特任教授
2020年4月~ 常葉大学 名誉教授
Information
開催日時 | 2024年9月26日(木) 13:30~16:05 |
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所要時間 | 常葉大学 中川先生:90分+質疑応答 KESCO技術部:30分+質疑応答 |
開催方式 | オンライン |
受講環境 | Microsoft Teams |
申込期限 | 2024年9月19日(木) 17:00 まで |
参加費用 | 無料 |
定員 | 200名 |
備考 | 資料などにつきましては、セミナー事務局( seminar@kesco.co.jp )から送付いたします。 ※迷惑メールフォルダーに振り分けられることがあります。メール不着と思われる場合は、お手数ですが、迷惑メール設定をご確認ください。 |
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