セミナー概要
本セミナーのシミュレーションとは、数式を用いてPC上に現象や状況を再現する手法をいいます。実験では得難いあるいは実験ではできない仮想の数値実験などを行う第3の科学である計算科学という分野に属します。計算科学はモノづくりにおいてはCAE(Computer-Aided Engineering、計算機援用工学)として活用されています。しかし、シミュレーションを始めようとする方々にとってはどこから手を付けてよいかわかりません。CAEをいまから活用するのであれば何か新しい発想につながるものに着手して他を一気にリードしたいものです。本セミナーはそのような考えをお持ちの方々に、モノづくりに適用されている最新技術のコア部分をなす反応拡散系方程式を取り上げ、COMSOL Multiphysics®を実際に使って、その数値解を求めるところまでを丁寧に説明します。全くシミュレーションを触ったこともない人でも60分で最先端の入り口に立つことができるようにします。
本セミナーはシリーズ開催です。今回、与えられた方程式の数値解をCOMSOL Multiphysics®で求める方法を習得した方々は、次のステージである「自分の実現したいものを数理をつかってモデリングするにはどうすればよいか」に進んでいただくとよいでしょう。4月18日に行われる明治大学の池田幸太先生によるセミナーへご参加ください。
■こんな方におすすめ:
・シミュレーションに興味がある方。
・これからシミュレーションを始めてみたい方。
・研究開発の早期段階で柔軟な発想をする環境を探している方
・シミュレーションを使っていままでにない新しいアイデアを出そうと考えている方
・企業活動において、シミュレーションによる仮想実験の解析環境をお探しの方
・教育の場で生徒・学生にシミュレーションの面白さを伝達したいとお考えの先生方
講師
計測エンジニアリングシステム株式会社 技術部 主席研究員
橋口 真宜
Information
開催日時 | 2024年3月15日(金) 13:00~14:00 |
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所要時間 | 講師講演:60分(質疑応答含む) |
開催方式 | オンライン |
受講環境 | Microsoft Teams |
申込期限 | 2024年3月8日(金) 17:00 まで |
参加費用 | 無料 |
定員 | 100名 |
備考 |
1)トライアルライセンスは、お申込者全員に配布いたします。 |