SEMINAR
セミナー
セミナー概要
日本政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。これは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味します。
これを実現する重要なストラトジーのひとつは、再生可能な電力を用いた産業の電化です。マイクロ波を利用する化学プロセスでは、これをストレートに実現することが可能なだけでなく、プロセスで消費されるエネルギー自体も最少化できます。そのシナリオを具体的な研究例をもとにお話しします。
加えて、マイクロ波化学では、プロセスへのエネルギー注入を電磁波の挙動の設計・制御を精密に行うことができ、そこではCAEが有用なツールとなります。この講演では理論的シミュレーションによるマイクロ波化学反応系設計の大きな可能性についても触れたいと思います。
オーディエンスの方々のそれぞれの技術開発、研究開発への有用な情報をお渡しできればと準備をいたします。
講師
和田雄二 先生
東京工業大学 国際先駆研究機構 特任教授、同大学 名誉教授
日本学術振興会 産学協力委員会R024 電磁波励起反応場委員会 委員長
Information
開催日時 | 2022年7月1日(金) 会場オープン13:00 |
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所要時間 | 講演90分+質疑最大30分 |
開催方式 | オフライン |
会場 | アーバンネット神田カンファレンス(JR神田駅 徒歩1分) |
申込期限 | 2022年6月28日(火) 17:00 まで |
参加費用 | 無料 |
定員 | 30名(先着) |
備考 |
資料などにつきましては、セミナー事務局( seminar@kesco.co.jp )から送付いたします。 |