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ナノ・マイクロ構造の放熱問題の緩和やスマート社会を支える熱電発電デバイス開発へのシミュレーションの活用【開催済み】

2021.06.10 COMSOLセミナー ライブ配信

セミナー概要およびタイムテーブル

14:00 - 15:30 (Q&A含む)

半導体ナノ構造における熱伝導解析と熱電デバイス設計の
シミュレーション

東京大学 野村政宏 先生

光・電子デバイスにおける放熱問題の緩和やスマート社会化を支える熱電環境発電デバイスの開発において、ナノ・マイクロ構造における熱伝導を正しく理解することは重要である。
このような実用的課題の解決のみならず、熱伝導現象をナノスケールで理解し探求することには、学術的な深みと面白さもある。
本セミナーでは、ナノ・マイクロ構造における熱伝導に関する基礎的な物理をわかりやすく解説するとともに、シリコン薄膜フォノニックナノ構造における研究を例にとり、構造形成、測定法、COMSOLを用いた実験データの解析法、得られた物理的知見を紹介する。また、熱電変換デバイスの設計に必要な知識とCOMSOLを用いたデバイスの最適設計や熱設計についても紹介する。

15:30 - 15:35 休憩(5分間)
15:35 - 16:45 (Q&A含む)

次世代熱設計のためのシミュレーションの活用

弊社技術部 福川 真

様々な工業分野では、大量処理・高速化・省エネ化など技術革新に伴う熱問題が深刻化しており、有効な熱マネージメントが求められています。その一方で、熱制御を実現し熱を活用する新技術の創出が推進されています。この分野は多重物理が関与することから、多重物理を扱うことができる数値解析ソフトウェアであるCOMSOL Multiphysics®が有効です。
本セミナーでは、COMSOL Multiphysics®における熱設計関連の解析事例を紹介するとともに、具体的なモデリングのデモンストレーションを実施することで、数値解析を用いた熱設計をお考えの方々にCOMSOL Multiphysics®の有用性を体感して頂きます。

紹介する事例の分野:

1. 熱マネージメント関連:電池・反応プロセスでの発熱、電子機器・光学系の熱問題など
2. 熱制御システム関連:電磁加熱システム、熱電素子、フォノンエンジニアリングなど

 

講師

東京大学 野村政宏 先生

ご経歴

2020年
東京大学先端科学技術研究センター 准教授(同生産技術研究所 准教授 兼務)
2010年
東京大学生産技術研究所 准教授
2007年
東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構 特任助教
2005年
東京大学ナノエレクトロニクス連携研究センター 特任助手
2005年
東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻 博士課程修了 博士号取得
2000年
東京大学工学部物理工学科 卒業

本セミナー開催背景

社会全体に大きな変革をもたらすことが期待されているポスト5GやIoT関連等のデバイスは、市場からの小型軽量化、超高密度化の要求にこたえるために発熱密度の増加という課題を克服する必要があります。 試作の繰り返しなどが困難な開発環境を乗り切るためにシミュレーションを利用した熱設計プロセスにご関心があるお客様は是非ご参加ください。

Information

所要時間 165分
受講環境 Microsoft Teams
定員 100名 ※募集定員を増枠いたしました。
申込期限 2021年6月3日(木) 17:00 まで
参加費 無料
備考

資料などにつきましては、mailmag@kesco.co.jp から
後日、送付いたします。

※迷惑メールフォルダーに振り分けられることがあります。
  お手数ですが、迷惑メール設定をご確認ください。

 

開催時間 14:00
開催場所 ライブ配信

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