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【FAQ】電磁加熱系の解析の際にインタフェースおよびスタディを選ぶ方法
電磁加熱系の解析を実行する際に、モデルウイザードによりインタフェースを選択します。
図1のように、伝熱モジュール下に、電磁加熱というノードがありまして、展開したら、ジュール発熱、誘導加熱、マイクロ波加熱及びレーザー加熱、いくつの選択肢が存在することが分かります。
どれでも、電磁加熱の範囲内ですが、ジュール加熱と誘導加熱が低周波の電磁加熱、一方、マイクロ波加熱とレーザー加熱が高周波の電磁加熱範囲となります。
周波数低周波と高周波の判断基準については、下記のリンクをご参照ください。
https://www.comsol.com/blogs/computational-electromagnetics-modeling-which-module-to-use/
更に、誘導加熱を例として、スタディの選択を説明します。基本的に、四つスタディタイプを選択可能です。
最終的な定常状態の結果のみ検討する場合には、周波数定常、或いは周波数―定常(単方向)を利用し、解析を実行します。瞬間変化状態の結果を検討する場合には、周波数過渡、或いは、周波数過渡(単方法)で、計算します。また、温度依存物性値であるかどうかによって、選択すべきスタディタイプが異なります。
例えば、温度上昇する際の導電率の変化を評価する必要がある場合、周波数定常/周波数過渡スタディタイプを使うべきです。一方、温度に対しての物性値変化を無視できる場合、単方向の周波数定常/周波数過渡スタディタイプを使用することが十分と考えられます。図2をご参照ください。
また、図2に示すように、関数(区分的、補間、解析的など)を利用することで、温度に依存する物性値を定義できます。ご活用いただければ幸いです。
関連情報
電磁加熱系の解析について、もっと詳しくは、下記のリンクをご参照ください。
https://www.comsol.com/blogs/which-study-type-should-i-use-for-my-electrothermal-analysis/
関数の使い方について、下記のリンクをご参照頂けたらと思います。
https://kesco.co.jp/support/560/