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集中乗数素子を使用したローパスフィルターおよびバンドパスフィルターのシミュレーション
公開日:2022年11月28日
概要
デバイスの動作周波数と集中素子の挿入損失の両方が低い場合、集中素子機能を使用して受動デバイスを設計できます。この例では、COMSOL Multiphysics®のRFモジュールを使用して、集中ポートに似た2種類の集中要素フィルターをシミュレートしますが、それらは厳密に受動的であり、インダクタンスと静電容量の定義済みの選択肢があることを除きます。
目的の周波数でのカットオフを示す周波数応答を計算するために構築されています。各要素 (表面実装デバイス、SMD) のジオメトリは2D境界として単純化され、電気性能は電磁波 (周波数領域)インターフェースの集中要素境界条件を使用してモデル化されます。次に、ローパスフィルター設計から変換されたバンドパスフィルターが同じ周波数範囲でシミュレートされます。両方のフィルターモデルはSパラメーターと電界分布を示します。
*本解説は、COMSOL社のサイトから提供されているアプリケーションギャラリの例題モデルをポイント解説したものです。実際のモデルファイルやモデルの説明書はCOMSOL社のサイトからダウンロードしてください。
関連モデルファイル:https://www.comsol.jp/model/a-low-pass-and-band-pass-filter-using-lumped-elements-15675
関連ワード
ローパスフィルター、バンドパスフィルター、集中素子、Sパラメーター