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COMSOLMultiphysicsを使用した永久磁石モータのトポロジー最適化(英語)
公開日:2021年8月23日
概要
COMSOL Conference Tokyo 2020 アーカイブです。
京都大学 生産工学研究室 林聖勲先生
永久磁石モータは、高いエネルギー変換効率、かつ、高いトルク性能をもつため,家電や自動車などの分野で急速に利用されるようになっています。モータの駆動性能は内部の磁束分布に左右されるため、高効率なモータを開発するためには、永久磁石や強磁性体などの磁性材料のレイアウトを最適化することが非常に重要となります。本研究では,設計の自由度が高く、詳細な形状表現が可能なレベルセット法に基づくトポロジー最適設計法を、永久磁石モータを対象としたマルチマテリアル設計への適用、およびCOMSOLを使用した実装方法の紹介をします。トルク性能のみでなく、騒音・振動および熱特性も考慮したマルチフィジクス問題を扱ったモータを対象とした定式化、そしてその定式化に基づくモータの最適構造の紹介を行う予定です。