近藤継男 先生 (京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻)を講師として
6月から9月までの全6回コースで、第3回:7/7(木)、第4回:7/21(木)、第5回:9/15(木)、第6回:9/29(木)にて開催いたします。
第1回目~第4回目に参加出来なかった方もお申込み可能です。
過去開催分にご興味ある方、または参加出来なかった方は、講義テキストを配布いたしますので、お問合せ下さい。
問合せ先:https://kesco.co.jp/contact/
第5回講義内容
熱流動問題(熱伝達解析): 低レイノルズ数の流れ(層流) のなかでの熱伝達(層流熱伝達)
1. 理論(層流熱伝達を記述する変数と数式)
・領域と境界
・変数(独立変数と従属変数)
・支配方程式(微分方程式、構成方程式、初期条件、境界条件)
・変数と支配方程式の無次元化
2. 応用計算例
・二次元平行管(二次元チャネル) 内の熱伝達を伴う流れ
・平板上の層流熱伝達(層流温度境界層)
・高温の二次元物体を過ぎる流れ
・管内の後ろ向きステップ(バックステップチャネル) を過ぎる熱伝達を伴う流れ[詳細説明省略] :
・参考: 自然対流
第1回目講義内容についてはこちら
第2回目講義内容についてはこちら
第3回目講義内容についてはこちら
第4回目講義内容についてはこちら
受講対象
・CAEをこれからはじめる方、またははじめて間もない方
・CAEにある程度の経験はあるが、その基礎をあらためて学びたい方
講師
近藤継男 先生 (京都大学大学院 工学研究科 機械理工学専攻)
京都大学 Webページ:https://www.t.kyoto-u.ac.jp/ja
Information
開催日時 | 2022年9月15日(木) 14:00-15:00 |
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所要時間 | 1時間(最大30分ほど延長する可能性があります) |
開催方式 | オンライン |
受講環境 | zoom または Microsoft Teams |
申込期限 | 2022年9月8日(木) 17:00 まで |
参加費用 | 無料 |
備考 |
1)トライアルライセンスは、お申込者全員に配布いたします。 2)資料などにつきましては、セミナー事務局( seminar@kesco.co.jp )から送付いたします。 |
セミナー概要
CAEソフトウェアを、ブラックボックスとしてではなく、中身の見える透明なツールとして利用することができるよう、それが扱う問題に現れる物理現象を記述する数式等 (微分方程式、構成方程式、境界条件) について、解説する。
そのうえで、代表的な物理現象 (固体熱伝導、弾性体変形、流動、熱輸送を伴う流動) ごとに、COMSOLを用いて、基本的な問題の解を求める計算を実演する。
そしてこれらを通じ、CAEソフトウェアに入力として与える物性や境界条件等の意味や、計算結果をもとに工学的に有用な情報を得る方法につき、理解を深めていただく。
第1回内容(2022年6月9日(木)開催)
イントロダクション: 数式による物理現象の記述
1. 物理現象を記述する数式に現れる量
2. 物理現象を記述する数式に現れる演算
3. 物理現象を記述する変数と数式
4. CAE: 物理現象のシミュレーション
第2回内容(2022年6月23日(木)開催)
固体熱伝導問題(熱解析)
1. 理論(固体熱伝導現象を記述する変数と数式)
2. 応用計算例
第3回内容(2022年7月7日(木)開催)
弾性体変形問題(構造解析)
1.理論(弾性体変形現象を記述する変数と数式)
2.応用計算例
3.単一の材料からなる弾性構造体の変形
第4回内容(2022年7月21日(木)開催)
流動問題(流体解析) 低レイノルズ数の流れ(層流)
1. 理論(層流を記述する変数と数式)
2. 応用計算例
第5回予告(2022年9月15日(木)開催)
熱流動問題(熱伝達解析): 低レイノルズ数の流れ(層流) のなかでの熱伝達(層流熱伝達)
1. 理論(層流熱伝達を記述する変数と数式)
2. 応用計算例
第6回予告(2022年9月29日(木)開催)
複合物理問題
1. 固体熱伝導と層流熱伝達の複合問題
2. 固体熱伝導(と層流熱伝達) と弾性体変形の複合問題