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時間依存の計算で収束しない1(初期ステップ)
最終更新日:2022年5月6日
時間依存の計算で、短い時間までの計算はOKですが、長い時間までの計算を行うと、
0秒でエラーが発生します。
(例:時間を10[s]までで計算するとOK、時間を10000[s]までと長くして計算するとエラーが発生)
解決方法
時間依存の計算の初期ステップですが、デフォルトの設定では、
COMSOLが自動で計算します。
[スタディ 1>時間依存]の設定画面で、[スタディ設定>時間]
で設定されている時間が大きい場合は、COMSOLが自動で計算する初期ステップの値が大きくなります。
この為、時間が大きい場合で、初期ステップが大きすぎて、計算開始時に収束エラーになることがあります。
この場合は、手動で、初期ステップを設定する必要があります。
[スタディ 1>ソルバー構成>解 1>時間依存ソルバー 1]の設定画面で、
[時間ステッピング>初期ステップ]をチェックして、
十分小さな値を設定し計算します。